皆さんと本との出会いを求めて、新着の図書をご紹介します。
■児童書
『ルール!』
工藤純子 著
講談社
知里の通う中学校では、校内はもとより登下校中のスマホ使用も校則で禁止されていた。ある日の下校中、姉からのお願いを断り切れずにスマホを使っているところを生活指導の先生に見つかり、スマホを没収された知里。そこから校則に疑問を持ち始めた知里だが、所属する文芸部では「地毛証明書」を出せと言われた友樹や、生まれつき皮膚が弱く厳密に決められた衣替えの日程を窮屈に感じていた小波など、それぞれが校則に疑問を抱いていた。そんな中、文芸部に「中学生の主張」コンクールの校内予選に出てほしいと依頼があり、校則をテーマに主張をまとめることに決めたが、そこにも厳しい先生の指導が飛んできて…。
『ごちそうごよみ』
谷山彩子 作
小学館
『モンスター・ナニー』
トゥーテッキ・トロネン 作
パシ・ピトカネン 絵
古市真由美 訳
世界文化社
■一般書
『深夜カフェ・ポラリス』
秋川滝美 著
アルファポリス
駅から徒歩10分ほどの場所にある総合病院。駅前も含め、夜10時も過ぎると周囲で明かりがついているお店はコンビニくらいしかない…そんな場所でふと目に留まった「ポラリス」の文字とカップのイラストが描かれた小さな看板。そこは遅い時間でもちゃんと食事をしたい人のためのお店で、和食・洋食それぞれその日の決まったメニューはあるけれど、来店した人の置かれた状況を見抜いて、今にぴったりの食べたいメニューを出してくれる不思議な店主がおりました。
子供の入院つきそいに疲れきったシングルマザー、三度目となる医学部受験にモチベも落ち切ってしまった浪人生…それぞれの心とおなかを満たす、おいしい連作短編集。
『深海ロボット、南極へ行く』
後藤慎平 著
太郎次郎社エディタス
『アルプスの少女ハイジの料理帳』
イザベル・ファルコニエ 著
アンヌ・マルティネッティ 著
金丸啓子 訳
原書房
■3月の休館日
26日(火)
※毎月第4火曜日は、館内整理のため、分室(生涯学習センター、神島田公民館)もお休みします。ご自宅から図書館ホームページで蔵書検索ができますので、ご利用ください。
津島駅構内(切符売場前)に「図書返却ポスト」を設置していますので、ご利用ください。
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