■救急車の適正利用
当市の令和5年1年間の救急出動件数は、令和4年の過去最高件数3,373件を大幅に上回る3,635件(速報値)で、1日約10件出動しています。出動の内訳は下図のとおりで、軽症が42%と半数近くを占めています。
◇令和5年救急出動件数3,635件(速報値)
救急車は限られた資源です。市内の救急車が全て出動中の場合、近隣の消防本部から応援出動することとなります。現場到着までの時間が長くなり、これにより救命率の低下を招いてしまうケースもあります。
皆さんは、救急の要請を必要とする時は、どのような場合を思い浮かべますか?
◇救急車が必要な傷病者の症状
・胸が激しく痛む
・突然の頭痛
・交通事故(強い衝撃を受けた)
・意識がない
このような場合は緊急性が高いため直ちに救急要請してください。
◇救急車の誤った利用例
・手足を擦りむいた
・入院予定のため病院へ行きたい
・救急車だと優先的に診てもらえる
・診察可能な病院が分からない
このような場合はタクシーなどを利用して病院へ行きましょう。
夜間や祝日等で、どこの病院に行けばいいのかわからない場合は、24時間対応の愛知県救急医療情報センター(【電話】26-1133)にお問い合わせください。症状に応じた病院の案内が受けられます。
問合せ:消防本部救急G
【電話】23-0119
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