5月31日は世界禁煙デー 5月31日～6月6日は禁煙週間です

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■“受動喫煙対策”が強化されます
平成30年7月に、健康増進法の一部を改正する法律が成立し、望まない受動喫煙対策について段階的な施行を経て令和2年4月1日に全面施行されました。
改正の趣旨は、多くの方が利用する施設等(一定の場所を除く)の区分に応じた喫煙の禁止、施設等の管理権限者の講ずべき措置について、基本的な考え方も示されました。
(1)「望まない受動喫煙」をなくす
(2)受動喫煙による健康被害が大きい子ども、患者等に特に配慮
(3)施設の類型・場所ごとに対策を実施

■たばこの煙に発がん性物質が70種!“ニコチン”の依存性によりやめにくい
たばこの煙には約5,300種類の化学物質があり、その中に約70種の発がん性物質が含まれています。これらの物質は、のど、肺のみならず、血液を通し全身に運ばれ、がんの原因になります。
「ニコチン」の影響によるたばこへの依存性は高く、使用を止める困難さや離脱症状の厳しさは、ヘロインやコカインなどの薬物と同様の特徴と強度があると言われています。

■受動喫煙から家族を守ろう!
◆たばこの煙からでる有害物質
◇主流煙
喫煙者が吸うたばこの煙
・ニコチン(血流を悪化)　0.46mg
・タール(やに・発がん物質)　10.2mg
・一酸化炭素(酸素不足を招く)　31.4mg

◇副流煙
たばこの火から立ち上る煙
・ニコチン(血流を悪化)　1.27mg《2.8倍》
・タール(やに・発がん物質)　34.5mg《3.4倍》
・一酸化炭素(酸素不足を招く)　148mg《4.7倍》
◎主流煙の数倍!!!

資料：厚生省(現在厚生労働省)編「喫煙と健康」第2版(2002)

■上手に禁煙するために
医療機関の禁煙治療※を利用すると、自力で禁煙する方法に比べて3～4倍禁煙の成功率が高まります。禁断症状が抑えられるため比較的楽に禁煙できます。
※ファイザー社の禁煙補助薬の出荷保留により、禁煙外来を一時休止としている医療機関があります。各医療機関にお問い合わせください。

◆禁煙サポート
保健師が禁煙のお手伝いをします。
期間：初回面接後3カ月間
場所：保健センター
内容：
・喫煙状況について問診
・面接、電話等による禁煙サポート
対象：市内在住の方
参加費：無料
申込：電話で問い合わせ先へ。

問合：保健センター
【電話】23-1551