■HPVワクチンのキャッチアップ接種
HPVワクチンは接種後にワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛等がみられたため、平成25年6月以降、積極的勧奨が差し控えられていました。その後、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められ、積極的勧奨が再開されることになりました。積極的勧奨の差し控えにより接種を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種(キャッチアップ接種)を行うこととなりました。
対象:平成9年4月2日~20年4月1日生まれの女性
接種期限:令和7年3月31日まで
その他:
・予防接種には津島市が発行した予診票が必要です。
・予診票がない場合は、接種記録がわかるものを持参のうえ、保健センターへ。
・HPVワクチン接種後においても、子宮頸がん予防の観点から、20歳以上の方は定期的な子宮頸がん検診をおすすめします。
■HPVワクチンを自費で接種した方へ
積極的勧奨の差し控えにより接種の機会を逃し、定期接種の対象年齢を過ぎて、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)ワクチン(2価・4価)を自費で接種した方の接種費用を、償還払いで助成します。
対象:以下の全ての条件を満たす方
・平成9年4月2日~17年4月1日生まれの女性
・令和4年4月1日現在で津島市に住民票がある方
・16歳となる日の属する年度の末日までに定期接種(全3回)を完了していない方
・17歳となる日の属する年度の初日から令和4年3月31日までに、日本国内の医療機関でサーバリックスまたはガーダシルで任意接種を受け、実費を負担した方
・償還払いを受けようとする接種回数分について、キャッチアップ接種を受けていない方
償還金額:接種の際に支払った金額(上限あり)
申請期限:令和7年3月31日
その他:必要書類等、詳細については問い合わせ先へ。
問合:保健センター
【電話】23-1551
<この記事についてアンケートにご協力ください。>