■セアカゴケグモとは
熱帯から温帯に分布する毒グモで、愛知県内では、平成17年に初めて中部国際空港滑走路付近で生息が確認され、その後県内各地で発見されています。
メスは体長が約1cmで、全身が光沢のある黒色、細長い脚と腹部の背面の中央に赤からオレンジ色の帯が目立ちます。また腹部の腹面に赤色の砂時計型の斑紋(はんもん)を有します。オスは体長がメスの3分の1以下の約3mmで、腹部は細く、背面は灰白色で中央に縁取りのある白い斑紋があり、その両面に黒紋が2列に並んでいます。
セアカゴケグモに攻撃性はなく、驚かされると死んだふりをするなど、おとなしい性質なので、素手で捕まえようとしない限り咬(か)まれることはほとんどありません。
■咬まれた時は
針で刺されたような激しい痛みを感じ、他に発汗、発熱、発疹(ほっしん)が起こる場合があるため、医療機関の受診が必要です。
■見つけた時は
素手で捕まえたり触らないようにして、成虫の場合は市販の殺虫剤(ピレスロイド系)を噴射し、卵嚢(らんのう)は踏み潰す等してください。
問合:生活環境課環境保全G
【電話】55-9368
ID:513025357
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