■田原市の農産物を世界へ!
近年、健康的なイメージや見た目の美しさなどから日本食が世界的にブームです。海外では日本食レストランが年々増え、国は農林水産物・食品の輸出を促進しています。田原市もJA愛知みなみや他の自治体と連携し、人口増加や経済成長が著しいアジア地域を中心に農産物の輸出に取り組んでいます。
今回は、本市農産物の海外輸出に関する取組を紹介します。
●豊橋市と連携した農産物の輸出
本市は豊橋市と連携してシンガポール、香港への農産物の輸出に取り組んでいます。シンガポールへは、昨年度から新たにキャベツの輸出を始めました。また、香港へは、引き続きメロンを輸出し、現在は、新たに温室みかんの輸出を目指しています。
●三遠南信地域の連携
三遠南信地域(豊橋市、静岡県浜松市、長野県飯田市)からは、平成29年度から各市自慢の農産物をマレーシアへ輸出しています。田原市からは、夏にメロン、秋冬にブロッコリーやカリフラワーを輸出しました。
また、昨年度からは、花きの輸出促進にも取り組み、豊橋市、浜松市と共同で花の電子カタログを制作しました。本市は、グロリオサを紹介しています。また、日本の花の品質の良さを伝えるため、生産現場の動画も織り込み、輸出業者に提供するなど、全世界へ発信しています。
●今後の取り組み
今後、国内の人口減少により市場縮小が見込まれる中で、人口増加や経済成長が見込まれる国々への販路を拡大する取り組みは、本市として極めて重要です。
田原市産農産物の認知度向上や安定した販路の形成を目指し、本市農産物の海外販路拡大に向けた取り組みを継続して行っていきます。
問い合わせ:農政課
【電話】23-3517
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