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令和5年度 田原市のまちづくり

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愛知県田原市

3月1日(水)に開会した令和5年田原市議会第1回定例会の冒頭、山下政良市長は、令和5年度の市政運営を明らかにする施政方針を説明しました。令和5年度予算案も原案通り可決されましたので、施政方針の要旨と新年度予算の概要をお知らせします。

■施政方針の要旨
早いもので、私の2期目の任期も、残すところ2カ月足らずとなりました。この8年間、私が積極的にさまざまな施策を進めてこられたのも、市民の皆さんの市政に対する深いご理解とご協力の賜物であると厚く感謝申し上げます。
この間、人口減少・少子高齢化の進行に加え、豚熱の発生、新型コロナウイルス感染症の蔓延など新たな課題が生じるなか、津波避難施設の整備による防災対策、農業や漁業、工業などの地域産業の活性化、「365日保育」による子育て支援、赤羽根診療所の開設による地域医療の充実、三河田原駅の周辺整備など、将来へとつながる取り組みについて、着実に前に進むことができたと思っています。
まだまだ取り組むべき課題が多くありますが、令和5年度も「田原市に住んでみたい」、「田原市に住んで良かった」と思っていただけるよう、さらに元気な渥美半島を目指してまいります。

昨年から今年にかけて振り返りますと、本市の基幹産業である観光分野において、将来を見据えた重要な取り組みがございました。
まず始めに、これまで長年の念願だった温泉の掘削に成功し、昨年4月から新たな温泉地「伊良湖温泉」としてデビューいたしました。この温泉は、市内宿泊施設や温泉自動販売機においてご利用いただいておりますが、今後も地域全体を盛り上げる起爆剤として、渥美半島のあらゆる資源と組み合わせ、ウェルネス・ツーリズムとして売り出してまいります。
そして、「アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島」の開催決定です。「トライアスロン伊良湖大会」や「オフロードトライアスロン」、「ワールドサーフィンゲームス」をはじめとするスポーツ大会による地域活性化を推進してきた本市にとって、この大会開催の意義は非常に大きく、これを契機に渥美半島が持つ魅力を世界に発信してまいります。
これらの取り組みにより、この地域の魅力をさらに向上させ、国内外の観光客をはじめとする交流人口の拡大はもとより、市民の皆さんが誇りを持てるような活力あるまちづくりにつなげてまいります。

令和5年度の予算編成における重点施策として、「住んでみたい・訪ねてみたいまちづくり」、「住み続けたいまちづくり」、そして「未来につながるまちづくり」の3つの柱を掲げ、元気な渥美半島の実現に向けて取り組んでまいります。

田原市は、今年、市制施行20周年を迎えます。、市民の皆さんと一緒に知恵を出し合い、次の将来に向けて子どもたちが夢を持てる、誇りに思えるような「まち」をつくっていきたいと思い、令和5年度予算を「未来に向けて夢と魅力をはぐくむ予算」として編成いたしました。
市民の皆さんの格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。

・施政方針の全文は、市HPでご覧いただけます。

■予算の概要
一般会計の予算額は、建設事業費の増加などにより前年度比10億6000万円増の295億4000万円となりました。特別会計を含めた予算総額は、約446億円で、前年度よりも約16億円増加しています。

▼歳入
市税の減少に加え地方交付税などの減少も見込まれますが、財政調整基金をはじめとする基金(貯金)からの繰り入れや地方債などの活用により、重点事業などを実施するための財源を確保しました。

▼歳出
衛生センターの解体の完了などにより衛生費が減少しましたが、防災行政無線の更新や童浦小学校の整備などの建設事業により消防費と教育費が大きく増加しました。

▼令和5年度の基本方針
・住んでみたい・訪ねてみたいまちづくり
・住み続けたいまちづくり
・未来につながるまちづくり

○一般会計の内訳

○市税の内訳

○会計別予算

※グラフおよび表中の予算額は表示単位未満が切り捨ててあるため、合計額とは一致しない場合があります。

問い合わせ:財政課
【電話】27-8601

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