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脱炭素の暮らしを目指して ~たはらゼロカーボンシティ~

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愛知県田原市

近年の地球温暖化の影響で、海岸が侵食されたり、ゲリラ豪雨が頻発したり、農作物への影響が心配されたりするなど、本市においても地球温暖化は他人事ではなくなっています。
地球温暖化を防ぐために、温室効果ガスの「排出量」から、植林や森林管理による「吸収量」と再生可能エネルギーによる「削減量」を差し引いた合計が実質ゼロになる「カーボンニュートラル」を目指す動きが世界で進んでいます。日本でも2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする社会(脱炭素社会)を目指すことが宣言されています。
本市においても、市民、事業者、行政が脱炭素社会の実現に向けた持続可能な地域づくりを進めることにより、2050年までに本市の二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「たはらゼロカーボンシティ」を目指すことを令和3年1月28日に表明し、さまざまな取り組みを進めています。

■ゼロカーボンって何?
二酸化炭素を減らし、太陽光などの再生可能エネルギーの導入や森林などの吸収源を増やすことで、2050年までに排出される二酸化炭素を実質ゼロにすることです。

■ゼロカーボンシティって何?
2050年までにゼロカーボンを目指すことを表明した都市のことです。令和5年3月31日現在、934の自治体が表明しています。

■たはらエコ・ガーデンシティ推進計画が新しくなりました
田原市では、2050年までに「たはらゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを踏まえ、たはらエコ・ガーデンシティ推進計画を3月に改定しました。
○公共施設への太陽光発電や、風力発電施設などの脱炭素エネルギーを導入
○たはらエコフェスタ、親子エコクッキングなどを開催し、エコライフを推進

たはらエコ・ガーデンシティ推進計画やその他の取り組みなど、詳しくはこちらをご覧ください。
〔二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください〕

■できることからゼロカーボンな暮らし
ゼロカーボンにつながる取り組みは、電気代の節約や快適な生活環境、災害時への備えなどにもつながります。日常生活のできることからぜひチャレンジしてみてください。
○電子レンジで野菜の下ごしらえ
調理時間が短縮でき、火を使わないので省エネにつながります。
○電化製品のこまめな電源オフ
しばらく使わない時は、コンセントから抜くことで、電気代を節約できます。
○アイドリングストップする
燃料費の節約につながるとともに、排出ガスを抑制できます。
○太陽光パネルの設置や蓄電池の導入
太陽光発電は主要な再生可能エネルギーで、二酸化炭素を排出しません。また、蓄電池を導入することで、災害時にも電気を使用でき、貯めた電気は家庭でも使えます。
○照明のLED化
消費電力が少ないため、電気代も安く済みます。
○緑のカーテンを育てる
窓から入る直射日光を遮るので、室内温度の上昇を抑えます。(詳細は本紙18ページ)

太陽光パネルの設置や蓄電池の導入などの支援に「たはらゼロカーボンシティ推進事業費補助金」があります。詳しくは本紙QRコードをご覧ください。

■たはらゼロカーボンシティを目指して
田原市の二酸化炭素排出量を、中間目標年度の2030年度に2013年度比46%の削減をする場合は、117万t-CO2以下にする必要があります。
2050年のカーボンニュートラルを実現するためには、今のままの暮らしを続けていては難しいとされています。
「たはらゼロカーボンシティ」実現のために、
・徹底した省エネ
・再生可能エネルギーの導入を増やす
・ガスやガソリンなどの化石燃料の使用を減らし、電気をメインに使う
などのことに取り組み、田原市の豊かで持続可能な環境を将来に残しましょう。

・市民、事業者、行政みんなで一緒にゼロカーボンシティを目指しましょう!!

・基準年 2013年 217万t-CO2
・現在 2019年 157万t-CO2
・中間目標年度 2030年 117万t-CO2
・2050年 0万t-CO2

問い合わせ:環境政策課
【電話】23-7401

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