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自治体の皆さまへ

〔連載コーナー〕ヘルシーナの健康応援ナビ

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愛知県田原市

■子どもと一緒に防災対策

日本各地で地震や台風などによる被害が発生しています。本市でもいつ大きな災害に見舞われるか分かりません。被害を最小限に抑えるためには、事前の準備と適切な知識が不可欠です。
今回は、小さなお子さんがいる家庭で備えておくとよいグッズと、避難する時の知識をご紹介します。

(1)非常持ち出し袋を準備する
まずは、避難生活に必要な物品を用意しましょう!子どもでも、用意する飲み水の量は大人と同じで一人当たり3ℓ/日です。食べ物は避難時に持ち出せる量で調理が不要なものを用意します。授乳をしている場合は、避難生活で一時的に母乳の出が悪くなることも考えられます。ミルクの準備もしておくと安心です。
少し大きくなったお子さんであれば、クイズ形式で防災用品の説明をしておくのもいいですね。チェックリストを見ながら、親子で一緒に準備をしましょう。
○乳幼児防災グッズチェックリスト
・液体(粉)ミルク
・離乳食
・スプーン
・オムツ、おしりふき
・バスタオル
・紙コップ(ほ乳瓶の代わり)
・抱っこひも
・ガーゼハンカチ
・母子健康手帳(コピーも可)
・水
・使い捨てほ乳瓶
・ビニール袋
・ハブラシ
・手くちふき
・着替え
・バスタオル
・おもちゃ
・お菓子

(2)家の中の安全を確保する
大きな家具は、転倒防止シートや突っ張り棒で壁や床に固定しておきましょう。寝室や子ども部屋にはなるべく家具は置かないようにし、倒れても出入口を塞がれないようにしておきます。

(3)避難所と避難経路について家族で話し合う
災害時に避難する場所を知っていますか?地震と風水害では避難所が異なります。「田原市防災マップ」で安全な避難ルートを確認し、実際にお子さんを連れて歩く練習をしてみましょう。
小さなお子さんと避難する場合、抱っこひもを使い、歩いて避難するのがおすすめです。ベビーカーは、道路や地面の状況によっては、キャスターが引っかかり転倒のリスクがあります。抱っこひもをあまり使わない月齢になっても、しばらくは、非常持ち出し袋と共に保管しておきましょう。

(4)子どもに避難行動を伝える
地震が来たら、「机の下でサルのポーズ」「頭を守るだんごむしポーズ」「トイレにいたら逃げられるようにすぐにドアを開ける」などお子さんにも分かりやすい言葉で伝えましょう。絵本やイラストで伝えることも有効です。
・だんごむしポーズ
・机の下でサルのポーズ
〔イラストは本紙またはPDF版をご覧ください〕
緊急時に連絡手段が確認できるよう、お子さんの持ち物に、名前や親の連絡先が書かれたカードも入れておきましょう。
いざというときに大切な家族を守れるよう、日頃から備えておきましょう。

■防災ハンドブックの紹介
『防災とたはら暮らし』では、女性の視点から防災について考え、自分と家族を守るため、いつもの生活からすぐに始められる防災の内容をご紹介しています。ぜひご覧ください。

問い合わせ:健康課
市役所内【電話】23-3515
あつみライフランド【電話】33-0386

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