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〔連載コーナー〕ヘルシーナの健康応援ナビ

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愛知県田原市

■お酒の飲みすぎ注意!
年末年始は、忘年会や新年会などでお酒を飲む機会が増えてきます。この時期に注意したいのが、お酒の量と飲み方です。

▼お酒の適量
厚生労働省は「節度ある適度な飲酒量」を純アルコール量で20gとしています。しかし、お酒の適量は、個人差が大きく、体質的にお酒に弱い人や女性、高齢者はアルコールの分解速度が遅く、影響を受けやすいため、10g程度にすることが推奨されています。自分の適量と体調を考え、お酒を飲むようにしましょう。
また、がん、高血圧、脂質異常症などのリスクは、飲酒量が増えるほど高くなることが分かっています。そのため、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を純アルコール量で、男性40g以上、女性では20g以上としています。

▼主な酒類と純アルコール量
同じ量でもお酒の種類によって適量が異なります。お酒を健康的に楽しむためには、お酒の種類と量を意識することが大切です。

▼お酒の飲み方
○飲むときは食事と一緒に
空腹のときにお酒を飲むと、胃の中に食べ物が何もないため、アルコールの吸収が速くなり、酔いが回るのが早くなってしまいます。食事と一緒にお酒を飲むことで、胃の中の食べ物が粘膜の上に層を作り、胃を荒らすことが少なくなり、さらにアルコールの吸収を遅らせます。また、お酒の飲むペースも抑えることができます。
○短時間で多量の飲酒(イッキ飲み)をしない
一気にお酒を飲むと、血中アルコール濃度が急に高まり、急性アルコール中毒にかかる危険性が高まります。イッキ飲みは絶対に「しない」・「させない」ようにしましょう。
○1週間のうち飲酒をしない日を設ける
1週間のうち1~2日は休肝日を設け、肝臓を休ませましょう。飲まない日を設けることは、飲酒の習慣化を防ぎ、肝障害やアルコール依存症などの予防につながります。
節度ある適度な飲酒で、楽しい年末年始を過ごしましょう。

■節度ある適度な1日のお酒の量
※純アルコール量20gで換算
※女性や高齢者はこの半分です
・ビール(5%) 500ml
・日本酒(15%) 1合180ml
・焼酎(25%) 100ml
・ワイン(12%) 200ml

■生活習慣病のリスクを高める1日のお酒の量
※純アルコール量40gで換算
※女性や高齢者はこの半分です
・ビール(5%) 1000ml
・日本酒(15%) 2合360ml
・焼酎(25%) 200ml
・ワイン(12%) 400ml

問い合わせ:健康課
市役所内【電話】23-3515
あつみライフランド【電話】33-0386

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