■アメリカ・ケンタッキー州ジョージタウン市との交流
コロナ禍で中断されていた姉妹都市ジョージタウン市との中学生の派遣交流を5年ぶりに実施しました。10月4日~9日にかけて、視察団員である中学生8名と引率者3名がジョージタウン市へ行きました。現地では、友好園やホースパーク、市内のミドルスクールなどを訪問し、ジョージタウン市の方々と触れ合ったり、学校の授業に参加したりするなど交流を深めてきました。また、市内のいくつかの家庭に分かれてホームステイをしながら、アメリカの実際の家庭生活を体験しました。
■ジョージタウン市ってこんなところ
場所:ケンタッキー州の北部 スコット郡の中央部
気候:年間平均気温13.3℃
時差:マイナス14時間(サマータイムはマイナス13時間)
姉妹都市のきっかけになった、トヨタ自動車をはじめ自動車関連の企業があります。また、サラブレット(馬)の飼育やバーボンウイスキーが有名です。
■派遣交流した中学生の声
○東部中学校3年 玉越悠里さん
「日本しか知らない私。外国はどんなところだろう。いつか行ってみたいな。」そう考えていた時、海外派遣に参加できました。そのおかげで、私は実際に外国の空気に触れ、外国の風景を目にすることができました。ジョージタウン市の方と生活を共にし、コミュニケーションを取るという貴重な経験ができました。この経験は私にとってかけがえのないものとなりました。海外交流に携わっていただいた全ての方に感謝し、この経験を多くのことに生かしていきたいです。
○赤羽根中学校3年 鈴木晶海さん
英語力に自信がありましたが、それはおごりだったと分かりました。英語で質問を受けた際に、会話が速くて全く理解できなかったからです。しかし、バスケットボールに誘われて一緒にゲームをしてみたら、自然と仲良くなれて「スポーツは言葉を超える」と感じました。また、現地の中学校では「笑い」で自然と友達ができました。笑いの方向性が同じで、言葉は違っても同じ中学生なんだと思いました。異国での交流では「感覚で通じ合うこと」が大切でした。
○福江中学校3年 粕谷育武さん
一言で言うと「とても楽しかった」です。僕を受け入れてくれた家族はとても優しく、英語が分からず困っている時には、ゆっくり喋ったり身振り手振りでコミュニケーションを取ったりしてくれました。ジョージタウン市の街を案内してくれたり、ハロウィンのかぼちゃを一緒に作ったりもしました。現地の中学校では、実際に授業を体験することができてとても新鮮でした。今回の体験を通して、アメリカの文化や、人柄、優しさを学べました。
問い合わせ:学校教育課
【電話】23-3679
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