本市の財政状況について、1年間の現金収支に年度末の資産や負債の状況などを加えて、企業の決算に準じた形で公表しています。総務省が示す「統一的な基準」で作成した、普通会計の財務書類4表を用いて説明します。
■貸借対照表(令和5年3月31日現在)
表の左側(資産の部)には本市が所有する資産の種類と金額を、右側(負債の部・純資産の部)は、その資産を取得したときの財源の出どころを示しています。
■行政コスト計算書(令和4年4月1日~令和5年3月31日)
行政サービスの提供にかかった消費的な支出の内訳を示しています。
■純資産変動計算書(令和4年4月1日~令和5年3月31日)
貸借対照表の「純資産の部」の1年間の変動を示しています。
■資金収支計算書(令和4年4月1日~令和5年3月31日)
現金の流れを示し、どのような活動に資金を使用したかを表しています。
■分析
財務書類から分かること(前年度比)
(1)純資産比率79.4%(+0.6%)
総資産のうち、負債を除いた純資産の割合です。負債額の減少などにより、前年度よりも増加しました。
(2)1人当たり市債残高 34万2千円(△0.7万円)
新規の借り入れに比べ償還した金額が大きいことから、市債残高が前年度よりも減少しました。
問い合わせ:財政課
【電話】27-8601
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