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自治体の皆さまへ

〔ここ見て!たはら〕地域は自らの手で守る! 安心して暮らせる自分たちのまち

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愛知県田原市

市内には、全地区に自主防災会が組織され、地域特性に合った防災活動に取り組んでいます。今回は、令和5年度に「自主防災活動推進地区」として、亀山コミュニティ協議会と福江校区コミュニティ協議会が取り組んだ活動をご紹介します。

■亀山コミュニティ協議会
人口・世帯:令和6年3月末現在1010名・339世帯

▼概要
亀山地区と西山地区の2つの地区から構成されています。専業農家が多く、キャベツやトウモロコシを中心に高い生産性を誇っています。

▼取り組みテーマ
一人ひとりが防災に意識を持ち、『自助』の強化に努めよう
○主な取り組み内容
(1)防災意識アンケートの実施
(2)木造住宅無料耐震診断およびブロック塀安全対策への取り組み
(3)亀山防災フェスティバルの開催(田原市、日本赤十字社愛知県支部による地域のための防災・減災訓練合同開催)

▼取り組み成果
亀山防災フェスティバルでは、小学生が段ボールベッドの組立体験を行い、災害時に子どもでもできることを学びました。大人は炊き出しや避難所開設・運営訓練、日本赤十字社による医療対応などを体験することで、実際の避難所で必要なものを把握することができました。

▼今後の目標
災害が起こった時、自主防災会に加えて、各自治会、消防団、婦人部、協力会や校友会などの組織が協力的であるため、積極的に行動してくれると考えています。各組織の利点を活かす他、毎年行う防災キャンプと自主防災訓練を重ねることで、より高い防災意識と防災へ備える意識づくりを育んでいきたいと思います。

■福江校区コミュニティ協議会
人口・世帯:令和6年3月末現在3640名・1413世帯

▼概要
長沢・福江・保美・向山の4つの自治会で構成されています。校区中央部の福江市街地を、長沢・保美・向山の農地が囲んでおり、商業・農業・漁業が混在している地域です。

▼取り組みテーマ
地域で取り組む防災活動。避難所生活を自分のことに!
○主な取り組み内容
(1)避難所開設運営訓練の実施
(2)避難所運営ゲーム(HUG)の実施
(3)市民館まつりでの啓発活動
(4)避難所開設運営訓練への外国人参加
(5)防災講演会、小学生向け防災学習の実施

▼取り組み成果
避難所開設・運営訓練を行うことを最終目標に掲げ、防災活動に取り組みました。HUGで避難所生活のイメージをつかむことはできましたが、訓練では思うような動きがとれないこともありました。地域で生活している外国人にも参加してもらったことや、市民館まつりでのアンケートなどで、多くの方に災害や避難所生活を自分のこととして捉えてもらうことができたのではないかと思います。

▼今後の目標
現在、日本の各地で地震が発生しています。この地域でも大きな災害がいつ起こるか分かりません。災害時に少しでも役立てられるように、続けて訓練を行っていくことが大切であると感じました。今後も地域全体で防災に取り組んでいきたいと思います。

問い合わせ:防災対策課
【電話】23-3548

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