■地震災害を教訓に
こんにちは、ねっちゃんです。能登半島地震発災から4カ月経ちましたが、その間にニュースや新聞で被災地の「トイレ問題」がよく取り上げられています。
「避難所のトイレ事情」
避難所のトイレは、不特定多数の人が使用します。その中にマナーの悪い人がいると、衛生的な状態を保つことが困難になってしまいます。便器にビニール袋を取り付け、凝固剤を入れる携帯トイレを使っていた避難所の中には、備えが少なかったため1回分を何回も使うという事態になり、臭いが充満してしまう避難所もあったそうです。
「健康への悪影響」
トイレが汚れていたり、臭いがひどかったりすると、行くことをためらうようになります。しかし、「排せつ」という生理現象は、自分ではコントロールすることができません。被災者の中には、トイレの回数を減らすために食事や水分摂取を控えてしまい、体調を崩してしまう方もいました。
「食事よりもトイレという声も」
避難生活のアンケート調査では、トイレの衛生環境の悪化を一番の問題点であると回答した人が多くいたようです。食事よりもトイレの備蓄を優先するべきだ、と言う専門家もいます。
ご家庭にトイレ対策の備蓄は含まれていますか?
まずは、家族の人数×5回(1日×1週間(7日)分を目標に備蓄を進めてみてはいかがでしょうか?
問い合わせ:防災対策課
【電話】23-3548
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