〔住民の安全を守る地域の防犯活動団体「ASTC」と「安全波乗隊」の活動を紹介します〕
犯罪は大事な財産を奪うだけでなく、生命や身体も危険にさらされ、市民の皆さんの安全な生活を脅かします。
田原市内には、市民の皆さんが安心して日々の暮らしができるように、犯罪防止のためのボランティア活動を行っている団体があります。今回は、その団体の活動をご紹介します。
■自主防犯パトロール「ASTC」
結成:平成24年
隊員数:18名
主な活動:青色回転灯付車両や徒歩での自主防犯パトロール
ASTC(All Safety of Tahara City)は、地域の駐在所の廃止・統合による警察防犯力の低下を危惧し、旧渥美町の有志で結成されました。
主な活動は、4台の青色回転灯付車両と徒歩による自主防犯パトロールです。田原市全域を活動エリアとし、不審者事案や行方不明者が発生した時などは、随時出動しています。
他にも、春夏秋冬それぞれの安全なまちづくり県民運動期間中には、関係団体と連携して合同パトロールを実施するなど、地域の安心安全のために活動しています。
新隊員も募集中!地域の安心安全に関心のある方を歓迎します。
■海岸のパトロール「安全波乗隊」
結成:平成17年
隊員数:18名
主な活動:海の防犯活動や海難事故防止のパトロール
近隣地域のサーファーたちにより結成された安全波乗隊は、「海がある限り毎日が活動日」をモットーとし、車上狙い防止のための見回りや危険な場所でのサーフィンに注意を呼びかけるなど、安全にサーフィンができる環境づくりに取り組んでいます。
結成当時、太平洋岸では車上狙いが年間40件ほど発生していましたが、活動の成果もあって、令和5年は1件も発生がありませんでした。
サーフィンをする人が多い7~8月には、関係団体と海岸の合同パトロールを実施するなど、海難事故防止や防犯の啓発だけでなく、サーファーのルールの遵守・マナーの向上を目的とする活動も精力的に行っています。
問い合わせ:総務課
【電話】23-3504
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