■適正化について
本市の子どもの人数は減少しており、現在、市内の公立保育園14園のうち9園は、3歳以上の園児数が50人以下の小規模園となっています。幼少期は多くの人と交流することで社会性や協調性、競争心などを育む大切な時期ですので、適正な保育集団規模を確保することが求められます。
また、ほとんどの保育園舎は築40年を経過し老朽化が進行しており、計画的な施設改修が求められています。その他、防災の観点から、保育園の安全性を確保する必要もあります。これらの課題に対して、3歳以上の園児が50人に満たない小規模園などは、適正化(閉園や隣接する保育園との統合など)を行っています。
なお、適正化は、長時間保育などの保育サービスの充実も併せて取り組んでいきます。
●東部中学校区の4保育園の適正化
六連、大草保育園は、児童数の急減により、両園とも令和7年度末(令和8年3月)に閉園します。東部、神戸保育園は主な受け入れ園として、六連、大草保育園との慣らし保育を行うことで、児童と保護者の不安感や負担の軽減を図っていきます。
●スケジュール
令和6年度
・保護者説明会〔実施済み〕
令和7年度
・慣らし保育(保育園行事の合同開催などの交流)の実施
・六連、大草保育園の閉園〔令和8年3月〕
●第一保育園と中部保育園の適正化
中部保育園の規模適正化と、津波災害警戒区域に立地する第一保育園を移転するため、2園の統合を行います。令和10年4月の新園の開園を目指し、統合検討会での協議を行っていくとともに慣らし保育を行い、児童と保護者の不安感や負担の軽減を図っていきます。
●スケジュール
令和6年度
・保護者説明会〔実施済み〕
・統合に係る検討会〔立ち上げ済み〕
令和7年度
・慣らし保育(保育園行事の合同開催などの交流)の実施
・中部保育園の閉園〔令和8年3月〕
令和8年度
・第一保育園での合同保育〔2年間〕
・中部保育園舎の解体
令和9年度
・新しい園舎の建設(中部保育園用地内)
・第一保育園の閉園〔令和10年3月〕
令和10年4月
・新しい園の開園
保育園の適正化は、田原市の将来を担う子どもたちが健やかに成長できるよう、より良い保育環境を提供することを目指して行っています。皆さまのご理解とご協力をお願いします。
問い合わせ:子育て支援課
【電話】23-3513
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