〔ここ見て!たはら〕公共施設の適正化を推進しています～公共施設の現状～

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本市では、公共施設の計画的な更新・集約化・長寿命化など、総合的な公共施設マネジメントに取り組んでいます。今回は、令和5年度末における市の公共施設(建築物)の現状をお知らせします。

■施設数・延床面積の推移
本市が保有する公共施設(建築物)は、令和5年度末現在303施設、延床面積で約37万平方メートルとなっています。令和5年度は、渥美斎場の取り壊しにより施設数は1施設減少し、床面積は約400平方メートル減少しました。

■維持管理費などの状況
公共施設の維持管理、更新などに要した費用は、約73億円となっています。維持管理費は、電気料金単価の変動などにより前年度と比べ減少し、工事・修繕費は、学校教育施設の長寿命化工事などにより前年度と比べ大幅に増加しました。

○公共施設の維持管理費・工事・修繕費(令和5年度)(単位：千円)

■将来に負担を先送りしないために
本市は2度の合併を経たため、機能の重複する施設が多くなっています。市民1人あたりの公共施設保有面積が全国水準と比べて大きく、今後も人口減少の進行が見込まれる中、既存の施設を現状のまま維持していくことは困難となっています。
将来にわたって保有する施設は、必要な改修・修繕の優先順位を定めて長寿命化を行い、施設の質を維持するとともに、施設の配置や機能の見直しを進めて保有総量を削減し、未来に負担を掛けない行政運営に取り組んでいきます。
皆さんのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

■公共施設とは
国や県、市町村などが所有する施設。市民館や学校、文化会館などの建築物(いわゆる「ハコモノ」と呼ばれるもの)だけでなく、道路や橋、上下水道などのインフラ施設も含め公共施設と捉えています。

問い合わせ：企画課
【電話】23-3507