徳川家康の側室、お万の方は知立神社の神主だった永見貞英(さだひで)の娘です。
また、貞英の9代前には第51代「平城天皇」の流れを汲む伊勢物語の主人公で貴族の在原業平の子孫(貞俊)が養子として永見家を継いだとされ、永見家に業平の血が伝わっていた可能性が考えられます。
在原業平は、八橋のかきつばたを「からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞおもふ」と、句頭に「かきつばた」の5文字をいれて詠んだと伝えられていることもあり、改めて、在原業平が知立市に所縁のある方ということを感じます。
現在、八橋かきつばた園で「史跡八橋かきつばたまつり」(5月17日まで)が開催されています。
知立市では、毎年、市民の皆様方に、かきつばたを育てていただきたく「かきつばた植付講習会」を開催しておりますが、本年も、6月30日に開催しますので、ぜひご参加ください。(本文16ページ)。
多くの皆様方にかきつばたを育てていただき、毎年この季節になりますと、市内一面に、かきつばたが咲き誇るような知立市になればと願っています。
知立市長 林 郁夫
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