このコーナーでは、全国の消費生活センタ-等に寄せられた相談事例をご紹介しています。
〜親しい仲間同士のつながりを利用したマルチ取引の勧誘に注意〜
〔相談内容〕
自分も参加しているグループの知人夫婦から久しぶりに会おうと喫茶店に呼び出された。来るとは知らなかった別の知人から健康食品のマルチ取引を勧誘された。二人だけ紹介すればすぐにお金が入るという。「お金がない」と何度も断ったが、知人夫婦が支払いを立て替えてくれるというので、断り切れず自宅で契約した。返品解約したい。(50歳代)
〔アドバイス〕
☆友人や知人を勧誘して買い手を増やしていくマルチ取引の勧誘が身近な人間関係を利用して行われているケースが全国的にみられます。
☆「人を紹介すれば報酬が得られる」「月○○万円稼げる」などの説明をうのみにせず、事業者の実態やもうけ話の仕組み、解約方法等をよく確認しましょう。
☆たとえ親しい人や仲間からの誘いであっても、必要のない契約であれば「契約しない」ときっぱり断りましょう。
☆被害の早期発見や拡大防止のためにも、家族や周囲の人は変わった様子がないか日ごろから気を配りましょう。
☆困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等ご相談ください(消費者ホットライン188)。
問合せ:
知立市消費生活センター【電話】95-0195 毎週月・水〜金曜日午後1時〜4時(受付は午後3時30分まで)
県消費生活総合センター【電話】052-962-0999 月〜金曜日午前9時〜午後4時30分 土・日曜日午前9時〜午後4時
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