輝く!!知立出身者! 特別対談インタビュー

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ボクシング選手ウエノリュウイチさん×恩師　丸茂先生・翠先生

2023第93回全日本ボクシング選手権大会男子クルーザー級で優勝された知立市出身のウエノリュウイチさん(刈谷工業高等学校卒業生、中央大学4年生※取材当時)が知立市長へ優勝報告にお越しくださいました。この機会に、刈谷工業高等学校(現・刈谷工科高等学校)ボクシング部時代の恩師(丸茂先生)、知立南中学校時代の恩師(翠先生)による3者対談が実現!その様子を広報ちりゅうでご紹介します。

●ボクシングを始めた時期ときっかけ
ウエノ：高校に入学してからです。ボクシング道場の前を通った際に、大音量で音楽が流れていて、新鮮で興味を引きました。最初は、合わなければやめればいいやという気持ちで入部しました。
翠：音楽が流れていなかったら今の出会いはなかったということですね。先生はなぜ、練習中に音楽を流すのでしょうか?
丸茂：辛い練習も音楽を流しテンションをあげることで乗り越えていけると思い取り入れています。また、刈谷工業高等学校で一番の部活を目指していたため、目立つ必要があったことも理由の一つです。

●ボクシングとの出会いで変化したこと
ウエノ：こころに余裕が生まれ、気持ちのコントロールができるようになったことは、自分にとって一番の大きな変化です。
翠：彼(ウエノさん)は、中学生の時も、運動ができ、明るくムードメーカーでしたが、こつこつ努力するタイプの生徒という印象はなかったので、日本一になる人物に成長するとは、正直予想しておらず驚いています。練習はきついと思うけど、どうやって乗り越えましたか?
ウエノ：どれだけ練習がきつくても、24時間のうち1日の練習時間は2〜3時間です。たったこれだけの時間頑張ることを続けたら、結果がついてくることに気づくことができたので、きつくても継続できました。

●先生との約束や思い
丸茂：大学進学時に「ヒーローになってこい」と伝えました。刈谷工業高等学校ボクシング部は、私の転勤がきっかけで既に廃部しており、彼(ウエノさん)が最後の世代でしたので、期待も大きかったです。
ウエノ：心に決めていたことは、丸茂先生の教え子で日本一になった3人の先輩を目標に、自分も先輩たちのように自慢できる選手になりたくて努力しました。

●今後の目標や期待すること
ウエノ：ボクシング以外でも一番をとりにいくことです。ボクシングで培った経験を今後の社会人生活に活かし、全力でぶつかっていきたいと考えています。〝当たって砕けろ精神〞で頑張ります!
丸茂：日本一になり、今回のように対談をしている時点ですでにヒーローになっていると思っています。今後も何事も成し遂げてくれると思い、安心してます。
翠：卒業後、結果報告の機会で会うたびに立派となり、人間として成長している姿を見ることができて、うれしい限りです。今後の活躍も期待しています!