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愛Pが行く!! 知立市の魅力発見旅 No.21

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愛知県知立市

今回は知立市で活用している「知立市のこどものいばしょこども食堂」を取材しました。

■「知立市のこどものいばしょ こども食堂」
「知立市のこどものいばしょこども食堂」は、知立市で子ども食堂を開き、子どもから大人まで様々な世代の人が交流できる場所を提供しています。子ども食堂以外にも、参加型の子ども食堂や、イベントなど子どもの居場所づくりのために精力的に活動を行っています。

■知立市のこどものいばしょ子ども食堂に聞きました!
Q.「知立市のこどものいばしょ子ども食堂」はどのような存在ですか?
A.子ども食堂というと「普段一人でご飯を食べている子ども」が行くというイメージを持たれる方が多いですが、この子ども食堂は「みんなの居場所」でありたいと思っています。ご飯を食べに来て、帰るのではなく、ご飯を食べながら話すことを目的とした交流の場所です。実際に、学校の違う子どもやお年寄りの方、大学生のボランティアなど学区や年齢関係なく仲良くご飯を食べたり遊んだりしています。

Q.活動の中で意識していることは何ですか?
A.子どもたちの様子をチェックするようにしています。特に、一人で来る子どもには声をかけて、また気軽に来てもらえるようにしています。また、私たちがご飯をつくっている間、子どもたちに遊ぶ時間を設けており、待つ時間も楽しめるようにしています。献立については、寄付していただいた食材に合わせて考えていますが、できるだけ旬の食材を取り入れ、手作りにこだわっています。

Q.これまでの活動で嬉しかったことは何ですか?
A.こども食堂を利用していた方がボランティアとして参加してくれたことが嬉しかったです。またカレーが食べられるようになるなど、利用者が嫌いな食べ物を克服した時にもやりがいを感じました。

Q.今後の展望や思いを教えてください
A.ボランティアの参加者数を増やしていきたいです。インターネットで募集しているので、興味がある方は検索してみてください。加えて、子ども食堂を開く場を安定させることも目標としています。現在は、子ども食堂を一定の場所で開くことができないため、毎日開催することが難しくなっています。子どもがいつでも来ることのできる食堂(いばしょ)を目指すために、固定の場所での子ども食堂を開きたいです。

■編集後記
取材を通して、地域の高齢者や、ボランティアに来てくれる中高生、子ども食堂を運営する場所を貸してくれる方々など、たくさんの人との関わりの中で、子ども食堂が成り立っていることがわかりました。それは、「自分の住む知立市に貢献したい、若い世代のために何かできることを」という強い想いが形になった活動そのものだと思いました。
知立市だけでなく、子どもたちの“居場所づくり”の活動がさらに広がるといいなと思いました。

■愛Pとは?
愛知大学の学生サークルです。主な活動として、オープンキャンパスで愛知大学生の生活を紹介する独自の運営や来てくださった人にご案内を行っています。活動を通じて、愛知大学の魅力を学生目線で発信している広報サークルです。このコーナーでは、学生らしい視点でイベントや地域の人たちを取材し、知立市の魅力を新発見、再発見したものを伝えていただきます。

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