▽所得税の申告(確定申告)とは
毎年1月1日から12月31日までの所得と、それに対する税金を計算し、申告期限までに申告・納税する手続きです。申告には、税金を納める場合と、返金される場合(還付)があります。確定申告の受付は刈谷税務署ですが、5ページの日程に限り市・県民税申告とともに市役所などで受け付けます。ただし、市役所では受け付けできない申告があるので、来場前に確認してください。
▽刈谷税務署で申告してください(市役所で受け付けできない確定申告)
・営業、農業、不動産、利子などの所得、土地や株式などの譲渡所得、退職所得など(分離申告や損失申告を含む)
・暗号資産(仮想通貨)に係る雑所得
・総合課税の譲渡所得
・外国税額控除
・確定申告で住宅借入金等特別控除の適用を受ける人
・過年度分申告
・個人事業者の消費税及び地方消費税を申告する人
・贈与税を申告する人
※税務課に設置している投かん箱への提出は可能です。営業、農業、不動産は、市役所の税理士無料相談を利用できる場合もありますが、収支内訳書又は青色申告決算書を作成していない場合は刈谷税務署で申告してください。例年、確定申告書中の「住民税・事業税に関する事項」欄が記入されていない事例があります。適正な課税のために申告したい場合はもれなく記入してください。
■確定申告と市・県民税申告時のお願い
▽申告時の持ち物
・マイナンバーカードなどの本人確認書類
・収入金額や必要経費が分かるもの(源泉徴収票、収支内訳書など)
・国民健康保険税や介護保険料の払込証明書又は領収書、国民年金保険料の控除証明書又は領収書
・生命保険料や地震保険料の控除証明書
・障害者控除を受ける人は、障害者手帳、福祉事務所長などが認めた障害者控除対象者認定書
・確定申告のお知らせはがき、封書又は確定申告書(税務署から郵送された人のみ)
・金融機関の口座番号が分かるもの(所得税の還付を受ける人のみ)
・その他申告に必要なもの
▽申告書にマイナンバー(個人番号)の記載が必要です
マイナンバー(個人番号)を記載の上、本人確認書類の提示又は写しの添付が必要です。
[本人確認書類の例]
例1:マイナンバーカード
例2:通知カード(記載事項に変更がないものに限る)と運転免許証、公的医療保険の健康保険証など
▽社会保険料控除申告時の注意点
・国民年金保険料の支払額は、控除証明書か領収書いずれかの添付又は提示が必要です。不明な点がある場合は刈谷年金事務所(【電話】21-2110)へ問い合わせてください。
・年金から天引きされる介護保険料や国民健康保険税などは、年金受給者本人以外の社会保険料として控除できません。
▽上場株式などの配当所得等申告時の注意点
・2023年分の申告より、個人住民税において、特定配当等及び特定株式等譲渡所得金額に係る所得の課税方式を所得税と一致させることになりました。例年、所得税と住民税で異なる申告方法を選択していた人は、従来の方法による住民税の申告不要制度が利用できません。確定申告の際は注意してください。
■市内申告会場での確定申告と市・県民税の申告日程
日時:2月1日(木)〜3月15日(金)の平日(2月5日(月)、15日(木)を除く)9時〜12時(11時30分受付終了)、13時〜16時(15時30分受付終了)
昨年の混雑状況を掲載していますので、参考の上混雑緩和の協力をお願いします。
※申告会場の開催日は市役所1階税務課窓口では申告できません。
■市内申告会場での申告の流れ
(1)受付
申告の内容と持参した資料を確認します。資料がそろっていないと受け付けできない場合があります。
(2)所得控除などの記入
受付でお渡しする用紙に申告する内容を記入してください。医療費控除を申告する人は、医療費の明細書を確認します。
(3)申告書作成
本人確認書類の確認後、持参した資料と(2)を基に職員が面談し、申告書を作成します。職員が作成した申告書の内容を確認してください。添付資料は返却するので、自身で5年間保管してください。
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