10月より、最新のMRI装置が稼働しました。MRI装置とは磁石と電波を用いて身体の断面を撮影することができる装置です。
MRIは頭痛や物忘れ、めまいなどで頭の病気が心配な人や手足のしびれなどの脊椎病変、肩・膝などの関節に痛みがある人、腹部・骨盤など全身の検査に有用な装置となっています。
新しくなったMRI装置は最新のAI技術(Deep Learning Reconstruction)を搭載しています。この技術を用いることで、今までのMRI装置以上の鮮明な画像が短時間で提供できるようになりました。
■より鮮明に!
新しくなったMRI装置は、MRI画像のノイズ(画像の粗さ)を除去することができるため、今までのMRI装置以上の鮮明な画像が提供できるようになりました。
■より短時間で!
今までのMRI装置に比べて短時間で検査ができるようになります(部位によります)。また、AI技術以外にも様々な状況下で高画質の画像を得るためのソフトが搭載されているため、息止めが難しい人や長時間同じ姿勢が維持できない人の検査にも幅広く対応することが可能です。
■より静かに!
検査時に発生する音も、今までのMRI装置と比べて静かになりました。音による心理的な不安を軽減することで、小さな子どもでも怖がらず検査が受けやすくなりました。
■より広く!
検査環境としても、新しくなったMRI装置は撮影空間が広くなりました。狭いところが苦手な人にも優しい装置となっています。
これからも、検査を受けられる人に「より安心できる空間」で「より良い画像」を提供していきます
問合せ:市民病院医事経営課
【電話】48-5050
<この記事についてアンケートにご協力ください。>