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すいすい水族館

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愛知県碧南市

■クラゲの移ろい
春は旅立ちと新たな出会いの季節ですね。碧南市の海でも、季節が変われば見られる生き物が変わります。今回は冬から春に見られるクラゲにスポットを当ててみましょう。
1月下旬頃から見られるのがカミクラゲ。外見が神々しいから「神クラゲ」ではなく、触手が髪の毛のように長く束になっているから「髪クラゲ」なんだとか。決して珍しいクラゲではありませんが、未だに繁殖方法が完全には判明していない不思議なクラゲです。カミクラゲは3月末~4月頃には姿を消してしまいますが、入れ替わるように見られるのがアカクラゲやミズクラゲです。アカクラゲは赤い放射状の模様と長い触手が特徴のクラゲで、傘の直径が10cmを超えるような大きな個体は3月~5月頃に見られます。毒が強いので見かけても決して触らないようにしましょう。
最後に、3月~7月頃見られるのがミズクラゲです。寿命がクラゲの中では比較的長く、繁殖方法も確立しているので水族館におけるクラゲ展示の「定番」ですが、自然界では夏になり水温が高くなると姿を消してしまいます。時折大量発生することがあり、昨年は市内の水路でも無数のミズクラゲが観察された日がありました。近頃では市内でも春の気配を感じられるようになってきました。外に出て海のそばを通ることがあれば、ぜひ足を止めて生き物を探してみてください。

問合せ:海浜水族館
【電話】48-3761

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