民生委員・児童委員は、地域福祉の向上のために活動する無償のボランティアで、地区から推せんを受け、厚生労働大臣から委嘱されています。現在、115人がそれぞれの担当地区で活動しています。少子高齢化や核家族化などが進行するとともに、人と人とのつながりが薄れてきているなか、高齢者の見守り役として、身近な相談相手として、そして、市役所などの行政機関や福祉の専門機関とのパイプ役として活躍しています。
■「地域のつなぎ役」としての、民生児童委員
▽見守る 支援が必要な人を見守っています
日頃から担当地区内で福祉の援助が必要な人の把握に努めています。また、地区や小学校の行事にも積極的に参加し、地域の人と情報交換しながら地域の実情を把握するため、常にアンテナを張っています。
▽支える 生活上の相談を受けています
一人暮らしの高齢者や生活上の問題を抱えている人、子育て世代などの家庭に訪問して、日常生活の悩みや心配ごとの相談を受けたり、近況や急病などに備えた連絡先を確認したりします。
▽つなぐ 福祉の専門機関につなぎます
相談内容は、介護、子育て、障害サービス、生活費、家庭内の問題、年金・保険、健康づくりなど様々です。福祉サービスの専門機関である市役所、社会福祉協議会、地域包括支援センターなどにつなぎます。
■主任児童委員
子どもに関する支援を中心に行う民生児童委員で、保育園・幼稚園、小中学校、市役所など児童福祉に関連する機関と連携し、各地域の民生児童委員と協力して児童福祉を推進しています。
■民生委員・児童委員の皆さん
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:福祉課保護係
【電話】95-9883
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