6月5日は環境の日です。毎年6月を環境月間として、全国で様々な行事が行われています。環境月間を機に、身近なことから環境にやさしいことを始めてみませんか。
市では、環境の保全に関する施策の総合的・計画的な推進を図るため、令和3年度より第3次環境基本計画を策定しました。その推進は「へきなん市民環境会議」が市民の立場で様々な取り組みを行っています。その活動の一部を紹介します。
■みんなでやろう「私の環境宣言」プロジェクト
「電気はこまめに消します」「スーパーの食品は手前から取ります」など環境のために自分たちでできる身近なことを宣言し、実践してもらう取り組みとして「私の環境宣言」を受け付けています。へきなん市民環境会議では、市民参加型のイベントでブースを設けて市民の皆さんに登録を呼びかけています。3月31日時点の登録者数は28,048人です。
■外来種駆除推進プロジェクトオオキンケイギク一斉除去活動
オオキンケイギクは繁殖力が非常に強く、在来植物に大きな影響を及ぼすおそれのある特定外来生物に指定され、栽培することができない植物です。へきなん市民環境会議は毎年、碧南高校の生徒と一緒に矢作川河川敷(前浜町付近)で一斉除去を実施しています。根や茎ごと駆除する必要がありますが、背丈が高いものほどしっかりしていて駆除が大変です。市内各所に生えている美しい花ですが、国内の貴重な生き物を保護するため栽培しないようにしてください。オオキンケイギク駆除方法の動画もあります。右の2次元コードより確認してください。
※2次元コードは本紙をご覧ください。
■環境きっかけ講座
自然に親しむきっかけづくりの取り組みを行っています。
昨年度は、6月に西尾、10月にへきなんたんトピアエコパーク(現在はJERA forest HEKINAN)、3月に名古屋市農業センターでそれぞれ自然観察会を実施しました。今年度も様々な取り組みを実施する予定です。
詳細は、広報へきなん、市ホームページ、チラシなどでお知らせします。環境保全に興味を持ってもらうきっかけとして、皆さんの参加をお待ちしています。
■「天の恵み」雨水利用プロジェクト打ち水大作戦
打ち水は、夏の暑さをしのぐために地面に水をまき、その水が蒸発することで地表面の熱が奪われ、周囲の気温を下げる効果があります。場所によりますが、1平方メートルに1リットルの水をまくと、外気温が約2℃下がると言われています。
地球温暖化が進んでいる今、冷房を使わずに夏を快適に過ごすために打ち水をしてみませんか。水道水は使わずに、お風呂の残り湯などを有効に使いましょう。
▽打ち水隊大募集
雨水を利用して、元気ッス!へきなんで一緒に打ち水をしませんか。当日アナウンスで呼びかけますので、ぜひ参加してください。
日時:7月27日(土)15時30分~16時頃
場所:市役所前道路及びその周辺
■環境保全のポスター展示
市内中学生から環境月間をテーマにポスターを募集しました。51点の応募があり、18点の作品が入賞しました。
▽入賞作品展
日時:6月10日(月)~28日(金)
場所:市役所1階ホール
※作品については本紙をご覧ください。
■「へきなん市民環境会議」メンバー募集
へきなん市民環境会議では、メンバーを随時募集中です。水質モニタリングや環境の啓発活動を15人で行っています。毎月第1木曜日の夜に1時間程度の定例会を行っています。環境の詳しいことはわからないけど、少しでも興味がある人はぜひ見学に来てください。見学してみたい人は環境課環境保全係まで連絡してください。
へきなん市民環境会議が生まれて約20年になります。市民と企業のメンバーが協働し活動しています。定例会ではメンバーが意見を出し合ったり、できることは協力しあって皆でワイワイ仲良くやっています。SDGsなどの環境問題が大きく取り上げられている昨今、あなたも仲間に入りませんか?
へきなん市民環境会議会長
問合せ:環境課環境保全係
【電話】95-9900
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