碧南在住・在勤の川本翔大選手が、パリ2024パラリンピック競技大会自転車競技の代表に決定されました!1kmタイムトライアル、3km個人追い抜き、個人ロードレース、個人ロードタイムトライアル、チームスプリントに出場予定です。
川本選手は、悪性腫瘍のために生後2か月で左足切断。ハンディキャップを抱えながらも、幼少期から前向きに様々なスポーツにチャレンジしてきました。中でも野球に熱中し、高い身体能力を生かして高校生の時には障害者野球の日本代表に選出されています。高校2年生の時に自転車競技に出会い、その才能を開花させ、競技開始からわずか約8か月で日本代表としてリオ2016パラリンピック競技大会に出場し、東京2020パラリンピック競技大会では4位入賞、近年の世界選手権では継続的に3位以内の成績を収めており、パリ2024パラリンピック競技大会ではメダルの獲得が大いに期待されます。
自転車競技は、障害により使用する自転車が異なります。通常の二輪自転車以外にも、三輪自転車や2人乗り用自転車、ハンドサイクルの4種類があり、障害の程度によってクラスが分類され、川本選手は通常の二輪自転車(C)で2番目に障害が重いC2クラスで、競輪選手が使用するような自転車を右足だけで漕いでいます。
川本選手は、屋内コースを走るトラック競技の3kmのレースを得意としてきましたが、トレーニングを重ね、近年では長距離(50km以上)の屋外コースを走るロード競技も好成績を収められています。
川本選手の活躍にぜひ注目してください!
■川本翔大(かわもとしょうた)選手プロフィール
所属:大和産業株式会社碧南ライスセンター(市内在住・在勤)
生年月日:1996年8月19日(27歳)
身長:171cm
▽主な戦績(各大会から抜粋)
2024年 トラック世界選手権(ブラジル)/1kmタイムトライアル(C2)3位、3km個人追い抜き(C2)3位
2023年 アジアパラ競技大会(中国)/3km個人追い抜き(C2)優勝
2022年 トラック世界選手権(フランス)/1kmタイムトライアル(C2)2位、3km個人追い抜き(C2)2位
2021年 東京2020パラリンピック競技大会(日本)/3km個人追い抜き(C2)4位
2016年 リオ2016パラリンピック競技大会(ブラジル)/3km個人追い抜き(C2)8位
問合せ:スポーツ課
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