MIHAMAの農業を支える若き力「美浜4Hクラブ」

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クラブ会員紹介

■「続けられる農業」を目指して
杉浦農園　杉浦大地さん
杉浦農園の杉浦大地です。私は以前、農業とは程遠いIT企業の営業担当として働いていましたが、両親が取組んでいる特別栽培や有機農業を受け継ぎ、地域の農業を守りたい気持ちから会社を退職し、2016年に就農しました。
地域で有機農業に取り組む若手農業者と共同出荷グループを組織し、美味しさと安全性、経済性を兼ね備えた「続けられる農業」を目指して、日々農業に励んでいます。
お米と、お米の時期と被らない冬の露地野菜を数種類育てています。お米は農薬・化成肥料を最低限しか使用しない特別栽培、冬の露地野菜は農薬・化学肥料を使用しない無農薬無化成肥料栽培(有機JASは未取得)にて生産し、農産物に付加価値を付けて自ら販路を開拓しています。
農薬を使わない分、畑の土の成分を分析し、作物に必要な栄養素を予め把握し、土作りに力を入れることで、作物本来の力を引出し、病害や害虫に強い農産物づくりを心掛けています。

■新しい植物へ「挑戦」
清王寺園芸　千賀悠矢さん
現在は他町の園芸店で研修をしておりますが、令和5年9月より祖父の代から続く「清王寺園芸」で就農予定です。「清王寺園芸」では、ビニールハウスで観葉植物や多肉植物を育てています。就農後は植物の出荷までの工程をすべて一人で行えること、過去に育てたことのない植物への挑戦を目標にしています。
クリスマスツリーの木として使用される「ウィルマ」の生産に注力しています。ウィルマは病気が出やすい植物です。高品質なウィルマを出荷するために乾燥を防ぐためのこまめな水掛け、適切な湿度管理、成長途中の剪定作業など多くの作業を丁寧に行っています。
令和5年9月より新しく生産者になるにあたり、どんな作業も疎かにせず丁寧に行いたいです。