【防災特集】自助の大切さ 他人事ではない半島の地震(2)

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■トイレを我慢できますか?トイレの備えをしよう

出典：環境省ホームページ(https://www.env.go.jp/recycle/jokaso/manual/disaster/pdf/m_r03_all.pdf)

皆さんは、トイレを我慢できますか?東日本大震災や熊本地震では、震災後6時間以内にトイレが必要となった方が約7割を超えたとの報告があります。飲み物や食事は我慢することができますが、トレイは我慢できません。トイレは水や食料よりも早く必要となりますが、避難所で備えている非常用の簡易トイレには数に限りがあり、皆さんのトイレ事情に十分にこたえることができない場合があります。
過去の大きな災害でも避難所で一番困ったことはトイレと答える方が多くを占めていました。また、支援の仮設トイレについても設置日数に3日～1ヶ月と長くなる傾向にあります。
しかし、皆さんのお宅にある浄化槽トイレは、災害時に簡易的な点検を行うだけで、数か月の暫定使用ができることがありますので、図のチェック項目を参考に震災時は浄化槽トイレの点検を行ってください。

平成24年3月　環境省浄化槽推進室発行
出典： 環境省ホームページ(https://www.env.go.jp/recycle/jokaso/manual/disaster/pdf/m_r03_all.pdf)

◇最後に…
この度の令和6年能登半島地震で亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、負傷されたり避難されている方々、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
今回の災害は、同じ半島に位置する本町として大変衝撃的なものとなりました。地震が収まってきた現在でも、ストレスによる災害関連死等、後を絶ちません。明日は、我が身であると再認識し、皆さん自身が災害に対する思いをもう一度考え直していただき、我が家を避難所であると考え、備蓄品やトイレの点検等、やれることは準備し、将来必ず来るという南海トラフ地震に英知をもって対峙していきましょう。
しかし、皆さんのお宅にある浄化槽トイレは、災害時に簡易的な点検を行うだけで、数か月の暫定使用ができることがありますので、図のチェック項目を参考に震災時は浄化槽トイレの点検を行ってください。