■レコードの必需品…レコードプレーヤー
昭和時代を感じさせるレコードが人気です。レコードの全盛期は、昭和35年~昭和55年にかけてです。レコードを楽しむためには、レコードプレーヤーが必要となり、多くの人が安価で購入しやすかった小さなポータブル・レコードプレーヤーを購入しました。
ポータブル・レコードプレーヤーは、小さな家電で、電源が確保できれば、設置場所が移動できるため、いろいろな場所でレコードを聴くことができます。
日本では、昭和時代の中期にEPレコードや雑誌の付録等となっていたソノシート(薄いビニール素材の廉価版レコード)を聴くためにポータブル・レコードプレーヤーが必需品となりました。
この時代は、音楽を楽しむ機械としてポータブル・レコードプレーヤーが大量生産されていましたが、CDが発売となると新発売となるレコードが減少し、自然消滅していきました。
平成時代の後半に入ると昭和時代ブームが始まり、若者にレコードが注目されるようになりました。また、日本においても人気歌手・グループの新曲がCD+レコードという形で発売されるようになりました。レコードの再燃で新製品のポータブル・レコードプレーヤーも発売されるようになりました。
NATIONAL SF-360
<;発売>;1970年代頃
<;サイズ>;縦:21cm、横26cm、厚み9cm
<;素材>;プラスチック
<;その他>;写真内のレコードは別
問合せ:生涯学習課
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