国際交流員イーシェンのXuan’sデイズ vol.44(1)

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皆さん、先月の広報に引き続き、今年の派遣事業についてもう少しご紹介いたします。今年は例年とは異なり、ホームステイではなくホテル滞在となりました。ホームステイは現地の生活を体験できる魅力的な交流手段ですが、今年は形を変更し、現地の学生や住民、在シンガポールの日本人など、さまざまな交流が行われ、多くの人々とのつながりが実現しました。
5年ぶりの対面交流となり、生徒たちにとって国際交流の重要性を改めて実感できる貴重な機会となったと思います。

■美浜町フレンドシップ草の根国際交流の旅inシンガポール2024

◇8月22日(木曜日)
早朝7時に美浜町役場に集合した一行は、出発式を経て中部国際空港からシンガポールへ出発しました。予定通りのフライトで無事にシンガポールに到着し、入国手続きもスムーズに完了しました。初日は観光を中心に、マーライオンパーク、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、マリーナベイサンズでのレーザーショーなど、シンガポールを代表する観光地を訪れました。昼食では、現地の名物であるチキンライスを堪能し、生徒たちからは「美味しい」と好評を得ました。

◇8月23日(金曜日)
2日目はニーアン中学校を訪問しました。オープニングセレモニーでは、ニーアン中学校の校長先生と、河和中学校の校長先生がそれぞれ挨拶を行い、両校の友好を深めました。生徒たちはバディシステムでニーアン中学校の生徒とペアを組み、午前中の授業に参加。午後にはシンガポールのランドマーク「ジュエル」を訪れ、巨大な室内滝の見学やショッピングを楽しむなど、異文化交流を深めました。

◇8月24日(土曜日)
3日目の朝にはシンガポール日本人墓地公園を訪れ、本町ゆかりの人物である音吉のお墓を見学しました。音吉の歴史や彼がシンガポールと本町を繋いだ功績について、元日本人会事務局の杉野氏から詳しい説明を受け、生徒たちはシンガポールと日本の深い関係について学びました。また、シンガポール愛知県人会の協力により、他の歴史的な人物のお墓を見学した後、墓地の清掃活動にも参加し、国際的な交流に貢献しました。
午後は、再びニーアン中学校の生徒たちとの交流が続きました。前日に共同で制作したポスターや装飾を持参し、日本人学校チャンギ校で開催された日本人会主催の夏まつりに参加しました。生徒たちはブースを出展し、異文化の中でも親しみを感じる不思議な体験を共有しました。言葉の違いを意識しながらも、自然と打ち解け、笑顔の交流が進んでいきました。

◇8月25日(日曜日)
最終日には、ニーアン中学校の卒業生たちがガイド役となり、生徒たちは市内観光を楽しみました。午後にはナイトサファリを訪れ、夜行性の動物たちの生態を観察し、シンガポールの自然も体験しました。最後はチャンギ空港で集合写真を撮影し、旅の思い出を胸に帰国の途につきました。

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問合せ：地域戦略課
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