■お昼によく見る道具…弁当箱
初めての弁当持参となる学生さんたちが、興味をそそられる1つに弁当箱があります。
英語で「LUNCH BOX」といわれる「弁当箱」は、日本では鎌倉時代にその原型があったという説があります。
歴史的みると安土桃山時代に、漆器の弁当箱が作られるようになりました。それ以降、弁当箱の素材や形も変わりました。
明治時代に入るとアルミニウム製の製品が出現し、昭和時代にはアルミニウムをアルマイト加工した製品が開発されました。アルマイト製の弁当箱は軽く、その後には色や模様付きの製品ができあがりました。
昭和38年にアメリカより、「タッパーウェア」というプラスチック製の密閉容器で、完全に蓋が密封でき汁漏れしない製品が入ってきました。この画期的製品が進化して、プラスチック製の弁当箱が登場し、現代も使い続けられています。
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