皆さん、新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、昨年新たに始まったシンガポールのベドックグリーン小学校との国際交流についてご紹介したいと思います。一昨年の先生方の視察をきっかけに、多くの準備を重ねた結果、無事に昨年10月27日(日曜日)から31日(木曜日)の間、シンガポールの小学校5年生16名を受け入れることができました。シンガポールと本町の子どもたちは、国境を越えた友情を育み、貴重な経験を共有することができたと感じています。
■シンガポールベドックグリーン小学校・美浜町派遣
今回の派遣では、ベドックグリーン小学校の児童たちが本町の東部に位置する布土小学校と河和小学校を訪問し、学校間交流を行いました。そのほか、「ゆめくりん」で環境について学び、町内の観光施設「ジョイフルファーム」でみかん狩りと「食と健康の館」で塩作り体験を行い、「えびせんパーク」でせんべいの試食やお土産の購入を楽しむなど、多彩な活動を行いました。
◇布土小学校での学校交流
10月28日(月曜日)、布土小学校に到着したシンガポールの一行を、全校児童と教職員が国旗を手に温かく迎えました。歓迎会では、ベドックグリーン小学校の教頭先生によるスピーチに続き、シンガポールの児童たちが準備してきたパフォーマンスが披露されました。その後、5年生同士で日本とシンガポールの伝統的な遊びを楽しみ、教室で布土小学校の5年生によるリコーダー演奏やゲームを通じて、親睦を深めることができました。
◇河和小学校での学校交流
10月29日(火曜日)、河和小学校を訪問したシンガポールの児童たちは、5年生の3つのクラスに分かれて、習字、お茶、体育の体験を行いました。習字体験では、毛筆に挑戦して扇子に文字を書き、お茶体験では、お茶とお菓子を楽しみました。また、体育では、日本の伝統的な遊びやドッジボールに取り組み、笑顔あふれる時間を過ごしました。その後、給食も一緒に楽しみながら、和やかな雰囲気の中で交流を深めました。
◇日本福祉大学と付属高校の訪問
10月30日(水曜日)、シンガポールの児童たちは日本福祉大学美浜キャンパスを訪れ、先進的な設備を備えた「SALTO」施設を見学し、機械の操作体験で大いに盛り上がりました。その後、日本福祉大学付属高校を訪問し、イングリッシュグローバルコースの2年生と英語での交流を行いました。単語当てゲームや美浜町英語カルタを通じて楽しい時間を共有し、完成度の高いカルタの絵に感嘆の声が上がりました。
◇「和そば打ち道場」でそばつくり体験
日本文化を体験する場として、野間にある「和そば打ち道場」でそば作りを体験しました。2人の児童に対して1人の指導者が丁寧に指導する中、児童たちは、初めは戸惑いながらも笑顔で作業を始め、次第に真剣な表情で取り組み、全集中で挑戦しました。完成した自分たちの手打ちそばに感動し、大満足の様子でした。中には「自分でも上手にできたので、家に帰ったら職人になろうかな」と話す児童も見られました。
◇役場での社会学習
昨年の教員視察で役場に興味を持たれたことをきっかけに、今回の派遣では役場での社会科見学が実現しました。児童たちは各課の職員にインタビューを行い、英語資料や翻訳アプリを活用して情報を得て、プレゼンまでしました。役場職員にとっても新鮮な刺激となる貴重な交流が生まれました。
・Facebook
・Instagram
シェンが管理しているSNSアカウントです。
(いいね!・フォロー)ご支援お願いします!
※二次元コードは本紙をご覧ください。
問合せ:地域戦略課
【電話】内線227
<この記事についてアンケートにご協力ください。>