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自治体の皆さまへ

したら支えあい通信

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愛知県設楽町

住み慣れたまちで、生き生きと暮らし続けるためにわたしたちにできることから!
地域の宝物を活かした支えあい活動を紹介します

■和実(なごみ)会 津具
長年、福祉に携わってきた伊藤喜子さんは、「一人暮らし高齢者や障がいのある方の集いの場をつくりたい」と考えていました。介護や福祉に関わってきた仲間に声をかけ、会を立ち上げました。
津具地区の高齢者に手紙を届けて声をかけ、足のない人は送迎、津具基幹集落センターに20名程の高齢者が集まります。健康や生活に役立つ話を聴き、お昼は皆でお弁当、身近な材料で手芸、ティータイム、おしゃべりと笑顔いっぱいの会は評判が良く、徐々に活動日を月1回から2回に増やしました。
しかし新型コロナウイルス感染症が流行し、「高齢の参加者に何かあってはいけない」と活動を休止しました。休会中は会員に手紙を届けました。早く集まりたい想いを抱えながらも、医療関係者に相談するなど慎重に判断し、昨年6月、2年ぶりに活動を再開しました。外出を控えている方を中心に声をかけ、密にならないよう人数を調整し、お弁当は持ち帰りにしました。手芸や町内の講師による陶芸教室など、手を動かして作品を作り、町民文化祭に展示もしました。手芸の得意なサポーターさんが準備し、さりげなくお手伝いしています。
伊藤さんは「これまでコロナで楽しいことをしたくてもできなかった。その間に亡くなったり入所したりする人があり、仕方ないことだけど寂しい。興味がある人がいたら、ぜひ誘ってほしい」と参加者に呼びかけていました。

問い合わせ先:設楽町生活支援コーディネーター生活サポートセンター名倉(高木)
【電話】65-0370

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