設楽町は面積のおよそ9割を森林が占めている森林資源豊かな町です。森林は、国土の保全、設楽町は面積のおよそ9割を森林が占めている森林資源豊かな町です。森林は、国土の保全、水源の維持、地球温暖化の防止、生物多様性の保全などのさまざまな機能があり、私たちの暮らしを支えています。しかし、日本全体の課題として、山林所有者の高齢化や木材価格の低迷、林業の担い手不足などにより、手入れ不足の森林が増えています。
こうした現状から、安定的な森林整備などを進めるための「森林環境税」と「森林環境譲与税」が創設されました。
「森林環境税」は国税として、今年度から1人当たり年額1,000円が個人住民税均等割とあわせて徴収され、森林の整備や林業の担い手対策、木材利用の促進や普及啓発などの事業に活用できる「森林環境譲与税」として、国を通して市町村に配分されます。
出典:林野庁/総務省『森林をいかすしくみ』
これまでの森林環境譲与税の配分額
■設楽町の取り組み
令和元~5年度までに前倒しで配分された森林環境譲与税のおもな使い道を紹介します。
○森林の整備
・設楽森林組合が実施する森林境界明確化事業への補助
・森林所有者が行う間伐材搬出や作業道開設への補助
・林道の修繕 など
○木材の利用や普及啓発
・公共施設の木製備品の作成(記者会見ボード、町民図書館本棚、道の駅木製什器・テーブルなど)
・貸出用エンジン式薪割機の購入
・花の山公園の管理・整備 など
※年度ごとの詳細は町ホームページで掲載しています。
問い合わせ先:
財政課【電話】62-0516(森林環境税について)
産業課【電話】62-0527(森林環境譲与税について)
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