~ペットの健康状態や契約の内容をしっかり確認しましょう~
「ペットショップやブリーダーから購入したペットが先天性の病気を患っていた」、「ブリーダーにペットの購入予約をし、その後キャンセルしたが、予約金の返金はできないと言われた」などのトラブルが発生しています。
■アドバイス
・購入したペットに隠れた瑕疵(先天性の病気など)があった場合には、獣医師の診断書を元に、販売店に治療費の請求や契約の解除を求めることができますが、特約によって責任の範囲を限定している場合もありますので注意しましょう。
・「どんな理由であっても損害賠償請求や返金はできない」などといった消費者に一方的に不利な条項は、消費者契約法の規定により無効となる場合があります。
・ペットショップやブリーダーなどの販売業者は、動物愛護管理法の規定により第一種動物取扱業への登録が必要です。登録業者は購入者にペットを直接見せ、重要事項18項目を、文書などを用いて対面で説明する義務があります。購入を検討する際は、動物の健康状態や飼育環境、登録業者であるかどうかなどを事前に確認しましょう。
・都合により飼えなくなった、イメージと違ったなどの自己都合のキャンセルの場合は予約金が返金されないケースが多くみられます。予約金を支払う際はキャンセル時の対応を確認して慎重に検討しましょう。
・不安や疑問に思った場合や、トラブルに遭った場合は、すぐに「消費者ホットライン【電話】188(いやや!)」に相談してください。
相談窓口:消費者ホットライン【電話】188(いやや!)
困った時はスグ相談!
問い合わせ先:
東三河消費生活設楽相談室(オンライン相談・事前予約制)【電話】0536-62-0527
東三河消費生活総合センター 毎週月~金曜日 9時から16時30分【電話】0532-51-2305
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