設楽町では、設楽町第二次総合計画の「基本構想」において、まちの将来像、施策の方針などを次のように定めています。総合計画に基づき持続可能なまちづくりを進めていますが、さらに一歩前進するために「アウトドアのまち したら」を掲げ、事業を展開してまいります。
これまで地域で行われてきたアウトドア活動をする方々や、新たにアウトドア活動を行いたい方々と一緒にアウトドアを活用してまちづくりを進めます。
◆ここでいうアウトドアとは…
アウトドアという言葉を聞くと、キャンプや登山、オリエンテーリングなどを想像されるかもしれません。しかし設楽町では、アウトドア=屋外という言葉の意味どおり、外で行う活動すべてをアウトドアと考えます。つまり、スポーツだけでなく、畑や田んぼでの農作業、草刈り、蜂ぼいやひなたぼっこなどもアウトドア活動です。
先祖から受け継がれてきた豊かな自然環境を活かし、守り、発展するために以下を軸と定め、この軸に沿った活動をすすめます。
(1)設楽の自然を使いながら育て、守る
(2)伝統や地域の活動などの設楽らしさを次世代へ継承する人材育成
(3)地域経済への貢献
(4)環境に配慮した行動
(5)地域住民や企業等との協働
設楽町の自然を遊びつくすことで、設楽での生活が楽しく、豊かになっていきます。
■アジアジュニア・ユースオリエンテーリング選手権
これまですすめてきたオリエンテーリングを活用したまちづくりが結実し、この度、国際大会を誘致することに成功し、令和7年に設楽町を舞台にアジアジュニア・ユースオリエンテーリング選手権が開催されることとなりました。
令和7年8月26日(火)~31日(日)に田口・津具地区で開催予定です。アジアジュニア・ユースオリエンテーリング選手権と併設して、町制20周年記念大会も開催します。
また、来年度も「したらオリエンテーリングフェスタ2024」が令和6年10月12日(土)~14日(月)に開催されます。オリエンテーリングに触れる良い機会です。皆さんもぜひご参加ください。
■アウトドアカレッジの開講
さまざまなアウトドア活動を体系的にまとめ、イベントを開催し発信することで、町内外に向けて設楽町は「アウトドアのまち」だという認識を広めます。また、この活動を推進することで、町に住む皆さんは町を誇りに思う気持ちが高まり、外部の方には設楽町に訪れていただくきっかけとなります。
アウトドアカレッジは毎月開催しています。興味がある方はお気軽に企画ダム対策課へお問い合わせください。
このようなアウトドア活動を通して、したらの人が輝き、したらの自然が活きて、したらのまちが持続する未来へつながります。
■設楽ダム周辺整備について
町では、令和16年度に完成予定の設楽ダムを活用した地域振興施策を考えています。
地域振興施策は、平成29年3月に策定された「ダムインパクトビジョンの実現に向けて~設楽ダム周辺整備基本方針及び基本計画~」で整備するものがまとめられています。
これらの施設などの活用方法をアウトドアカレッジでも検討していく予定です。
○検討予定の施設など
・3公園(大名倉公園、八橋公園、川向公園)
・ダム湖畔周辺の整備
・山村都市交流拠点施設(整備運営主体:東三河広域連合)
問い合わせ先:企画ダム対策課
【電話】62-0514
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