■令和6年度当初予算
町ホームページにも掲載していますので、右記二次元コード(※本紙参照)からご覧ください。
▼令和6年度当初予算編成の基本的な考え方
「次世代にしっかり繋いでいけるまちづくり」、「皆さんと一緒に創る未来へのまちづくり」を進めるための予算としました。第2次設楽町総合計画に掲げた「まちに活気・まちに愛着・まちに自信」の具体化に向け、各施策を着実に実行していくことを基本としています。
また、設楽ダム完成の延伸に伴い、関連する事業計画等を見直し、普通交付税などの一般財源の確保、町債新規発行額の抑制、GX・DXの推進などを踏まえたうえで、財政のスリム化を意識し、持続可能な社会の実現のための方策の検証に心がけました。
併せて、「第2次設楽町総合計画」後期計画や各種計画の目標指標達成に向け、事業検証・評価を行いながら各施策を進めてまいります。
▼会計別集計
※「公営企業会計」:簡易水道事業会計および下水道事業会計の額は、公営企業会計の会計基準に基づく収益的支出と資本的支出の合算額としています。
▼一般会計歳入内訳
・町税は、少子化高齢化による影響や、町県民税の定額減税施策などにより減額となりました。
・町債は、対象事業数が増えて増額となりました。
・地方交付税は、人口減少等の要素はあるものの、交付税算定公債費の増額を見込んでいます。
・その他歳入については歳出額減少に伴い財政調整基金繰入金が減額となっています。
▼一般会計歳出内訳
・総務費は、全体的な人件費の増額や小水力発電関連事業の増額の影響がありました。
・民生費は、養護老人ホーム宝泉寮の改修工事終了により減額しました。
・農林水産業費は、林道舗装事業費などの減少により減額しています。
・教育費は、田口小学校の給排水設備更新工事終了により減額しました。
■令和6年度のおもな事業
総合計画のまちづくりの6つの行動指針に沿って、令和6年度のおもな事業を説明します。
▼1「みんなが主役の全員協働のまちづくり」
○特定地域づくり協同組合事業…8,427千円〔継続〕
令和4年度に設立した特定地域づくり事業協同組合の活動を支援し、地域の課題解決や盛り上げを推進します。
○地域おこし協力隊事業…21,327千円〔継続〕
都市部の若者等が概ね1年~3年の任期で地域協力活動を行う地域おこし協力隊について、新たに3人を採用し、9人体制とします。移住定住につながる活動を支援します。
▼2「森と水が活きる環境共生のまちづくり」
○小水力発電事業基本設計業務委託…52,349千円〔継続〕
令和5年度に実施した基本設計委託の成果を踏まえ、発電施設建設工事に必要な図面等を作成する実施設計業務を実施します。
○林業機械購入等補助金…500千円〔新規〕
森林整備を促進するため山林所有者を対象に、林業機械(チェーンソーや薪割機など)、林業安全装備(ヘルメットなど)などの購入に対し助成します。
▼3「地域産業の魅力と活力あふれるにぎわいのまちづくり」
○AsJYOC2025開催準備委託事業…2,420千円〔新規〕
AsJYOC(アジアジュニア・ユースオリエンテーリング選手権大会)2025開催に向けたPRや地図作成などの準備に係る経費を計上しています。
▼4「安全で快適な暮らしやすいまちづくり」
○自主防犯活動促進事業費補助金…1,700千円〔新規〕
地域の防犯力を向上を促すため、防犯カメラの設置経費の一部を自主防犯団体に対して助成します。
○町道維持修繕工事…90,000千円〔継続〕
愛酪稲武線を始めとした町道の維持修繕工事を行います。
▼5「支えあいと助けあいによる安心福祉のまちづくり」
○権利擁護支援センター事業委託…6,028千円〔継続〕
令和6年1月から本格稼働した権利擁護支援センターの体制を整え、引く続き申立支援、申立後の後見人等の支援を行います。
▼6「人とまちの未来を育む教育文化のまちづくり」
○学校給食センター(仮称)実施設計委託…25,696千円〔新規〕
令和7年度に予定している学校給食センター(仮称)建設工事の実施設計を行います。
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