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自治体の皆さまへ

年頭のごあいさつ

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愛知県豊川市

■初春を迎えて
豊川市長 竹本幸夫

新年明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素より市政運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年10月の市長選挙において市民の皆さまの負託を受け、再び市政を担当させていただくことになりました。市長2期目として初めての新年を迎え、改めて責任の重さを痛感しております。
さて、わが国では少子高齢化、人口減少への対応が喫緊の課題となっています。本市においても、安定した行政サービスを提供するためには、急激な人口減少を食い止め、複雑化、多様化する課題やニーズに対応し、持続可能で魅力あるまちづくりを着実に進めることが重要です。
市長1期目では、新型コロナウイルス感染症に翻弄されながらも、さまざまな経済対策を実施しつつ、マニフェストの実現に向けて事業を進めてまいりました。中でも八幡地区まちづくりにおいては、昨年の4月にイオンモール豊川がオープンし、3千人以上の雇用と新たなにぎわいを創出できました。周辺自治体関係者からは「豊川市は元気がある」との評価をいただいております。
市長2期目では、引き続き「元気なとよかわ子育てにやさしく人が集うまち」を施策の柱とし、マニフェストでお示しした3つの基本理念に基づき、誠心誠意、市政運営に取り組んでまいります。
基本理念の1「暮らしやすさ第一豊川市」では、毎年千人の社会増を実現するために、JR愛知御津駅の橋上化による利便性向上や、新規工業団地の整備による雇用の創出を図ります。併せて、まちのにぎわいを創出する産業・観光の振興や、文化・スポーツに親しむための環境整備に取り組むとともに、本市の魅力を全国に発信するシティセールスに力を注いでまいります。また、昨年6月の豪雨災害の教訓を踏まえ、皆さまの安全・安心を守るための基盤整備を進めてまいります。
基本理念の2「子育て豊川応援団」では、日本一子育てしやすいまちを目指し、高校3年生世代までの通院医療費や、保育園・幼稚園の給食費を無料化するなど、子育て世代の経済的負担の軽減を図ります。また、福祉タクシー助成事業の拡充など、誰もが安心して暮らせるまちづくりも進めてまいります。
基本理念の3「市民と創る協働と健全財政のまち」では、市民の主体的な活動を支援するために消防団員、交通安全指導隊員などの処遇改善や、ICT技術の活用などによる町内会役員の負担軽減を図ります。また、人口減少社会を踏まえた公共施設の総量削減を図るファシリティマネジメントを進めるなど、健全な財政運営に努めてまいります。
本年も皆さまの声を拝聴し、強いリーダーシップを発揮して「もっと元気な豊川市」を目指してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆さまにとって、幸多き一年となりますことを心より祈念いたしまして、新年のごあいさつといたします。

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