豊川市役所に隣接する豊川公園。市の中心市街地・諏訪地区に位置し、運動公園として昭和25年に都市計画決定された、市内で最も歴史のある公園です。スポーツイベントや市民まつりのメイン会場になるなど、まちの活性化にも大きな役割を担っています。しかし、公園が整備されてから70年以上が経過し、施設の老朽化や市民の健康志向の高まりなど、公園を取り巻く環境も変わってきました。
市では、より多くの人がスポーツや交流を楽しめる場とするため、令和元年度から豊川公園の再整備を進めてきました。これまでにこども広場や庭球場の他、キュパティーノ広場、まんなか広場、いきいき広場を整備。そしてこの春、しばふ広場、さくらトンネル、ウオーキング・ランニングコース、駐車場の整備を終え、豊川市のセントラルパークとして豊川公園が生まれ変わりました。
今回の特集では、新しくなった豊川公園の魅力を紹介します。詳しいことは、公園緑地課へお問い合わせください。
【電話】0533-89-2176
■しばふ広場
陸上競技場の東側には、スポーツ大会と各種イベントの同時開催を可能とした「しばふ広場」が整備されました。運動したり、遊んだりできるしばふ広場には、大きな屋根付きの休憩施設もあり、のんびりとくつろぐことができます。また、隣接地に新しく駐車場を整備し、普通車約100台、大型車4台の駐車が可能となりました。
整備によって伐採した木を、休憩施設の柱に使用する他、チップ化して樹木の養生に再利用するなど、有効活用しています。
芝生部分については、芝生の養生のため、7月1日からの利用開始となります。
■まんなか広場・いきいき広場
陸上競技場とかわしんビクトリースタジアム(豊川公園野球場)の間には、のびのびとストレッチやウォームアップができる「まんなか広場」と、健康遊具を使って健康づくりができる「いきいき広場」の2つの広場が整備されました。
■ウオーキング・ランニングコース
豊川公園の外周をはじめとする3種類のウオーキング・ランニングコース。1周の距離が、600メートル、10時00分メートル、15時00分メートルと設定され、目的やペースに合わせて利用できます。15時00分メートルコースにはランナーや歩行者の足腰に負担が少ない「人に優しい舗装」を整備。路面上にいなりんのイラストを使った距離表示をするなど、楽しみながら運動することができるようになりました。
■キュパティーノ広場
総合体育館前の「キュパティーノ広場」は、地面全体にサクラ模様が施されました。また、車両乗り入れが可能となり、キッチンカーなどが出店するイベントもできるようになりました。
■さくらトンネル
景観に配慮したブロック舗装をし、各施設へつながる空間となりました。春には満開の桜を楽しむことができます。夜は桜のライトアップや影絵照明などもあり、日中とは違った雰囲気を味わうことができます。
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