市の創業支援事業を利用して創業した方のきっかけややりがいなどを紹介します。
■vol.11 RICE BRAN SU-ZAN 吉野澄代さん
20年ほど前、料理教室がきっかけで趣味になったパン作り。米ぬかを使った手作りのパンは友人から好評で、夫の後押しもあり創業を決めました。商工会議所に何度か相談に行き、創業塾にも参加。市からパン窯購入費などの資金補助を受け、令和4年に地元・豊川市で開業しました。
現在、店頭に並べているパンは約30種類。素材にこだわり、できるだけ無添加のものを使用しています。多くのパンに米ぬかを使っていますが、米ぬかに水分を奪われて生地がパサつかないよう配合を研究し、もちもちのパンを提供できるようにしています。
仕込みなど大変なこともある中で、お客さんからの「おいしかったよ」といった声を聞くと、やりがいを感じ、「頑張ろう!」と思えます。これからもこの土地で、パン作りを長く続けていきたいです。
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