残暑厳しい9月、熱中症への対策もまだまだ必要な時期です。
豊明消防署によると…
今年度は前年度を上回るペースで熱中症搬送者数が増えています。
気候変動による気温上昇の影響で、しばらく気温が高いことが予測されるため引き続き熱中症対策が必要です。
9月は少し涼しくなり汗をかいたことや喉の渇きを自覚しにくくなり、こまめな水分補給への意識が薄れやすく、油断しやすい時期。水分などを適切に補給できず、脱水症状になると、21~25度の気温であっても熱中症になる可能性があります。
○脱水かどうかチェックをしてみましょう。
(1)自分の手で顔や首にふれると手のひらが冷たく感じる
脱水になると血液は生きていくうえで重要な臓器に集まります。
そのため手足などには血液がいかず、冷たくなります。
(2)舌が乾く
脱水になると口の中のつばが減少してきます。
そのため舌の表面も乾燥してきます。
(3)皮膚をつまむ→皮膚をつまんだ形から3秒以上戻らなかったら疑わしい
皮膚には水分がたくさん含まれていて弾力があります。
脱水になると水分が減り、弾力性がなくなります。
(4)親指の爪の先を押してみる→赤みが戻る(白いまま)のに3秒以上かかれば疑わしい
指先は血管が細いので、変化が出やすく、指標として使われます。
上記の症状に気づいた時には早めに水分を補給しましょう。
体に吸収されやすい経口補水液やスポーツドリンクなどのイオン飲料を摂取することもおすすめです。
○水分補給がおろそかになりやすい秋は特に以下のことに注意をしましょう。
・こまめな水分補給水分を一度に吸収できる量は限られているので「少しの量」「こまめに」がポイント
※夜にトイレで目覚めてしまうという人は寝る1時間前にコップ1杯の水をとり、寝る直前にトイレに行くなどの工夫をしましょう。
・運動や入浴など水分が失われやすい行動をする前後は水分を補給する
・水分補給にカフェインやアルコール飲料を使わない
・規則正しい生活をし、心身を整える
熱中症情報などは「環境省熱中症予防情報サイト」をご覧ください。
環境省動画チャンネルもあります。
〔検索〕環境省 熱中症予防情報サイト
問合せ:健康推進課健康推進係
【電話】0562-85-3009
<この記事についてアンケートにご協力ください。>