■断っているのにしつこい勧誘電話 法律違反です
●事例1
毎日のように「何にでも効く」という健康食品の勧誘電話がかかってくる。あまりにしつこいので購入を承諾してしまった。届いたサプリを飲んでみたが効果もないし、金額も約11万円と高額だ。年金生活で支払いも厳しく、解約したい。(80歳代)
●事例2
お得な電気料金のプランがあると電話がかかってくる。現在の契約業者や家族構成を聞かれるが、それには答えず「必要ない」と言っているのに、何度も電話がある。電話が来ないようにしてほしい。(80歳代)
○ひとこと助言 法律違反だよ
・はっきり断っているのに、事業者が再度勧誘の電話をすることは、特定商取引法で禁止されています。しつこい事業者には、法律違反であることを伝え、きっぱり断りましょう。
・断る際は、事業者名、連絡先などを聞いた上で「いりません」「興味ありません」「取引するつもりはありません」などと、はっきりした言葉で意思を伝えましょう。
・迷惑電話対策機能が付いた電話や留守電機能を活用して、知らない人からの電話にはすぐに出ないことも、しつこい勧誘電話対策として有効です。
・断り切れず購入しても、クーリング・オフなどができる場合があります。困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センターなどにご相談ください(消費者ホットライン188)。
見守り新鮮情報 第465号(2023年10月31日)発行:独立行政法人国民生活センター
消費生活相談の詳細は、本紙P25をご覧ください。
問合せ:市消費生活センター
【電話】0562-85-3712
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