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豊明市長 令和場所 48番

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愛知県豊明市

「前後駅と豊明駅が開業100年」
豊明市長 小浮 正典(こうき まさふみ)

豊明市の玄関口である名鉄名古屋本線の前後駅と豊明駅が今年度、開業100年を迎えています。1923年4月に有松から知立までが開通した際に前後駅と阿野(後の豊明)駅が開業したのです。阿野駅は1956年に名称が豊明駅になりました。
1953年当時、前後駅の一日平均の乗降客数は約2200人。これが、豊明が町から市になった1972年には約1万1700人にまで増えています。現在は約1万8000人。住民の増加と藤田医科大学病院の利用者の増加が主な要因です。
一方、豊明駅は1953年当時2300人と前後駅より多く、1968年にはピークの約6千人にまで増えました。しかし、そこから微減し、現在は約4600人。こちらの減少は車を保有して鉄道を利用しなくなった世帯が増えたことが主な要因と推測されます。
豊明駅は2004年8月に無人化となりました。一方で豊明駅には列車の待避線があり、3面に計6線分の線路を有します。さらに、駅舎のすぐ近くに豊明検車支区(車両の基地)があることなどから、ネット上で鉄道ファンから「日本一大きな無人駅?」と表現されてきました。
議会から「賑わい創出に」との提案を受けて、市は豊明高校イラストレーション部に依頼し、昨年11月に「『日本一大きな無人駅』かもしれない…」顔出しパネルを改札前の通路に設置することにしました。それがまた、鉄道ファンの間で広まっています。
なお、中京競馬場前駅は駐輪場を含む駅南側は豊明市ですが、駅舎及び競馬場方面へのびる道路は名古屋市です。こちらの開業は1953年7月です。平日は主に舘区や桶狭間区の住民の皆様や桜花学園に通う学生らの玄関口として、土日は主に競馬ファンに利用されています。

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