■ヤングケアラーの気持ちを尊重し、正しい支援へ
この特集を作る過程で、ふと自分の娘が年の離れた弟の世話を手伝う姿が浮かびました。お手伝いとヤングケアラーの違いについて考えれば考えるほど、その境目は難しいものだと感じます。だからこそ、気づかないままヤングケアラーになってしまう子が多いのかもしれません。インタビューなどからもわかるように、責任感を持って家族をケアしている子がたくさんいます。その現状を一人でも多くの方に知ってもらうことで、子どもの気持ちを尊重しつつ、必要な支援へつながることを願っています。(佐藤)
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