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■菱田春草 生誕150年記念特別展 創造の道筋 画巻《四季山水》への歩み
飯田市美術博物館では、飯田市出身の日本画家である菱田春草(1874~1911)の生誕150周年に際し、特別展を開催します。春草が作品を生み出すために何をしたのか、晩年の画巻《四季山水》(40.2×946.6cm)の情感豊かな世界を旅しながら、制作の過程を探ります。
◇菱田春草(ひしだしゅんそう)
1874年(明治7年)に飯田町(現飯田市)に生まれました。画家を目指して上京し、東京美術学校を卒業した後、日本美術院に参加して制作を続け、美術学校や美術院では思想家の岡倉天心から指導を受けています。春草は生涯を通じて古画を研究し、写実を学び、「朦朧(もうろう)体」など新しい日本画の技法を開拓しました。4点の作品が国の重要文化財に指定されており、近代の日本美術を拓いた人物として名が知られています。
問合せ:飯田市美術博物館
(【電話】0265・22・8118)
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