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特集 地域医療の確保と「健康立県」の実現(3)

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新潟県

■新潟県の医師確保に向けた取組

≪新潟県の医師の数は?≫
全国の医師数は大学医学部の定員増により年々増加しています。新潟県の医師数も徐々に増えてきているものの、全国45位の医師少数県であり、医師の確保が課題となっています。
県では、養成段階からの医師確保に向け、大学医学部への新潟県地域枠の新設・拡大に取り組んでいます。

◇新潟県地域枠とは
医学部卒業後に新潟県の地域医療に貢献する意欲のある方を、一般の入試枠とは別枠で選抜するものです。地域枠の合格者には、修学資金を貸与します。卒業後、県内の指定された医療機関で医師として9年間勤務することにより、貸与した修学資金は、全額返還を免除されます。経済的な理由であきらめることなく、医学部への進学が可能です。
これまで地域枠を活用した100人以上の医師が県内の医療機関等に従事しており、今後も増えていく見込みです。

◇医師の育成のための基金にご支援を
新潟大学医学部では、入学定員を全国最多の140名(新潟県地域枠40名含む)に拡大し、地域に貢献できる医師の育成を進めています。県民の皆様の温かいご支援をお願いします。

長岡中央綜合病院 小児科医
高野世奈さん
長岡市出身/新潟大学医学部卒
「新潟で小児科医になる夢を叶えて」
子どもが好きだったので、高校生になった頃には将来は小児科医になりたいと思っていました。受験の時期に地域枠を知り、新潟で働きたいと思っていたので受験を決めました。学生時代には他大学の地域枠で合格した学生と研修などで交流を深めることができたことも印象に残っています。
研修医2年目のときに妊娠が分かったのですが、その際に県の担当者の方が、出産・育児休暇の後の復帰プランについて相談にのってくれて、とても心強かったです。母親になってからは、よりお母さんの不安に寄り添える診療ができるようになったと思っています。
地域枠は合計9年間、新潟県で働くことが義務になっていますが、デメリットは感じません。進学や留学をしたいということであれば、途中で県外や海外に学びにいくことも可能です。医師になるチャンスが広がる制度だと思いますし、新潟県は病院連携が取れていて働きやすい環境が整っています。医師を目指している皆さんと、一緒に働ける日を楽しみにしています。

■毎日のちょっとした工夫で元気な毎日を!

≪健康立県ヘルスプロモーションプロジェクト≫
県では食生活、運動、デンタルケア、たばこ、早期発見・早期受診の5つのテーマと「生きがい・幸福度」を掲げて健康づくりの取組を進めています。いつまでも生き生きと暮らせるよう、生活習慣の見直しなどに取り組んでみませんか。運動の取組を一部紹介します。

▽運動
はじめてみよう、ながら運動
「ち~とばっか動効果(うごこうか)」
すきま時間に筋トレ!
[デスクでお腹ひきしめ]
片足ver
両足ver
(1)デスクに手を置き、上体を安定させて両足または片足ずつ上げて…
(2)方法は2種類
5〜10秒キープor5〜10回アップダウン
どちらの方法もおすすめ!その時の気分でチョイス!
お腹の引き締め、腹筋効果による腰痛予防に効果的!

仕事の合間など少しの時間でも気軽にできる、38種類のながら運動「ち~とばっか動効果」を紹介しています。
1日10分ずつ多く体を動かすことで生活習慣病にかかるリスクが減るといった効果も期待されています。いつもより少しだけ多く、体を動かしてみませんか。
「ち~とばっか動効果」はこちらから
※二次元コードは本紙をご覧ください

▽健康アプリで毎日の健康づくりをサポート
「にいがたヘルスandスポーツマイレージ」の健康アプリはウォーキング等の運動や健診記録などでポイントがたまり、楽しみながら運動や健康づくりに取り組めます。たまったポイントは地域協力店(約620店)で利用可能です。
アプリを使った歩数競争などのイベントに気軽に参加することもできます。
アプリ登録はこちらから
アプリ名:グッピーヘルスケア
※二次元コードは本紙をご覧ください

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