■新しい人生を、にいがたで切り拓く
県外から新潟へ移住し、自分らしい生き方、働き方をして輝いている人たちをクローズアップし、新しい生活をスタートした経緯と心境を紹介します。
新潟県では、U・Iターン促進、外国人材受入サポート、新潟県地域おこし協力隊などの取組を通じ、新潟へ移住し、暮らしたい方々を支援し、応援しています。
◆新潟県地域おこし協力隊
(ニイガタコラボレーターズ)とは?
地域おこし協力隊は、都市部から条件不利地域などに移住し、1年から3年の間、地域協力活動を行いながら、その地域への定住を図る取組です。これまで市町村での活用が進んでいましたが、令和4年度から県でも「ニイガタコラボレーターズ」と称して導入し、今回紹介した農業、観光業のほか、水産業、福祉、教育など様々な分野で、計12名(※7月1日現在)の隊員が活躍しています。
問い合わせ:地域政策課地域づくり支援班
【電話】025-280-5095
◆支える
東京からU・Iターン
仕事と子育ての両立に迷い 夫婦でU・Iターンを決意
株式会社Pepo 木村愛子さん(新潟市出身) 木村正幸さん(東京都出身)
2020年に新潟市へU・Iターンし、夫婦で起業しました。社内システムの開発・提供を行っていて、前職の会社からサポートを受けながらの独立でした。都会に憧れて東京へ出たので戻るつもりはなかったのですが、結婚、出産を経て、東京で子育てしながら働く大変さを実感。戻りたい気持ちが大きくなり、東京出身の夫も新潟を気に入ってくれていたので、新潟で一緒に会社をやろうと誘い、夫婦で決断しました。
起業までは新潟IPC財団に相談したり、SNSで情報を集めたりしながら人脈を広げていきました。新潟は「こういうことをやってみたい」と発信すると、興味を持った人がすぐ集まってきてくれます。新しいことをやる人が目立ちやすいし、キーパーソンに繋がりやすいのが面白い。今は複数の事業者で共同オフィスを作る計画を進めています。家や車などの住環境が充実してストレスなく暮らせていますし、子どもたちものびのび遊べていて、帰ってきてよかったと思っています。
▽新潟の魅力!
ちょうどいい
都会と田舎
・仕事と子育てについては、常に二人で相談しながら分担している
▽応援VOICE
起業家として活躍する木村さんご夫婦。新潟に新しい風を吹かせてくれ、勇気をもらいます。子育てと会社を切り盛りすることは大変だけど、いつも笑顔な姿が最高。
佐藤正恵(パジュ・ブレーン株式会社)
▽U・Iターン支援
社会人から学生まで、新潟県へのU・Iターンをサポートします
問い合わせ:しごと定住促進課
【電話】025-280-5635
◆繋ぐ
外国人材
TOEIC満点の語学力をいかして 日本と海外の架け橋に
株式会社W and N オスマン・ノルハフィザ・ハヤティさん(ブルネイ出身)
日本語を勉強したくて2022年に来日して、1年間長野県の日本語学校に通いました。卒業後は、帰国、進学、就職の選択肢がありましたが、英語が話せる人材を探しているという三条市の機械商社、株式会社W and Nを紹介され、得意な英語力を活かせると思い入社しました。所属している貿易部では、海外製の機械や部品の調達、営業部・サービス部のサポートなどを担当しています。機械や貿易の専門知識をーから勉強することは大変でしたが、仲間と一緒に楽しく仕事をしています。現在会社には外国籍の社員が3人いて、これからも増えていく予定です。
三条市は、山もあって、海も近く、ブルネイと似ていていいところだと思います。今後、社屋を開放して、地域の子どもたち向けに無料で英会話教室を行うことを計画しています。私は母国では保育士だったので、ぜひ参加して楽しい時間を作っていきたいと思っています。
▽新潟の魅力!
海鮮丼美味しい
・オスマンさんの明るい人柄で、職場はいつも笑顔であふれている
▽応援VOICE
今や会社になくてはならない存在で、ブルネイから約4千km離れた新潟に来てくれたことに改めて感謝します。計画中の地域交流教室でも活躍を期待しています。
競みづき(株式会社W and N)
▽外国人材の受け入れ
検討の段階から実務的な採用フロー、手続きまでお手伝いします
問い合わせ:外国人材受入サポートセンター
【電話】025-250-1021
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