■「冬のダイヤモンド」を探してみよう!
冬は空気が澄み、肌寒さは感じるものの、きれいな星空が楽しめる季節です。冬の星座の代表といえばオリオン座です。このオリオン座の周辺には6つの星座が並んでいますが、ひときわ明るく煌めく各星座の1等星が特に目を引きます。新潟県内で見ることができる1等星は全部で15個ありますが、12月の午後10時の南東の空には15のうち7個の1等星を観察することができます。これらの1等星を結んでできる形には冬の大三角形(シリウス、プロキオン、ベテルギウス)そして、冬のダイヤモンド(カペラ、アルデバラン、リゲル、シリウス、プロキオン、ポルックス)があります。冬のダイヤモンドを構成する星をよく観察すると、それぞれの星には色があり、黄、青、白、オレンジの輝きを放っています。その様子はまさにダイヤモンドと呼ぶにふさわしいものです。
佐渡を訪れた方たちからきれいな星空に感激したという話をよく耳にします。静寂に包まれながらじっくり星空を眺めてみると、宇宙の壮大さ、生命の存在など様々な想像が頭に浮かびます。
冬の晴れた夜、暖かい格好で星空観察に出かけてみませんか?
問合せ:社会教育課ジオパーク推進室(佐渡ジオパーク推進協議会事務局)
【電話】27-2162
<この記事についてアンケートにご協力ください。>