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ジオパーク、推進日記147

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新潟県佐渡市

■佐渡ジオパーク食「佐渡のお茶」のご紹介
佐渡の地質や地形と関わりのある食材とその食材を使った食品である「佐渡ジオパーク食」。今回は、「佐渡のお茶」をご紹介します。
佐渡は、市販されているお茶の栽培地として、新潟県村上地域に次ぐ北限に近い土地です。佐渡では、江戸時代初めの金銀山の開発により、たくさんの人が住むようになったため、多くの食物が必要になりました。水利の良い土地は水田に、水田に向かない土地は畑として活用され、その開発の中でお茶の栽培も始まりました。特に、お茶栽培は、大佐渡山地と小佐渡丘陵の間をつないだ砂州が隆起してできた国中平野東側の高台(段丘)の畑で、盛んに行われました。
佐渡でよく飲まれるお茶の一つに番茶があります。実は、これはほうじ茶のことを指します。佐渡に流された京の人が、都を懐かしんだのが始まりで、京文化に影響されていると伝わっています。佐渡の番茶は、一般的な番茶と違い新芽も使用するため、とても風味が良く、苦みが少なく甘みのある、すっきりとしたおいしいお茶です。
おいしい佐渡のお茶をぜひお召し上がりください。そのほかの佐渡ジオパーク食については、佐渡ジオパーク公式ウェブサイトに掲載しています。ぜひご覧ください。

問合せ:社会教育課ジオパーク推進室(佐渡ジオパーク推進協議会事務局)
【電話】27-2162

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